FTXのレバレッジトークンの活用方法

僕はFXがとても苦手です(既視感)。


今でこそ魔界という自分にあった戦場にたどり着くことができたからこそネタにできますが、

かつてはこんな感じで基礎もできてないのにハイレバFXをしてロスカットくらいつづけていました。

今でもFXはある種トラウマです。

とはいえ、勝負所や下落相場ではレバレッジ取引が使えないことは大きな機会損失なので何か良い打開策はないかずっと探っていました。

あどまん
そんな僕がたどり着いた結論がレバレッジトークンの活用です。
レバ取引にも関わらずロスカットされるリスクが非常に低い性質を持っています。
今回はそんなレバレッジトークンの友好的な使い方などを紹介します。
レバ取引=危険ムリムリムリってなっている方こそぜひ一度試してほしいです。

レバレッジトークンとは

レバレッジがかかった値動きをするようにプログラムされたトークン

レバレッジトークンはFTXが編み出した金融商品でスマートコントラクト機能を使ってレバレッジがかかった動きをするように組まれたERC20トークン(現物)です。

例えば画像赤線部のBULLUSD(BTC3倍ロングトークン)ならBTCが10%上昇した時BULLUSDは30%上昇します。

FTXでは

  • HALF(0.5倍)
  • 1倍(VOL)
  • -1倍(HEDGE)
  • 3倍(BULL)
  • -3倍(BEAR)

が用意されています。

あどまん
ちなみにBTCをショートをしたい時はBULLUSDをショートではなくBEARUSD(BTC3倍ショートトークン)を購入です!現物なので

 

レバレッジが固定のためにリバランス(調整)が入る

通常のレバ取引ではポジションを持ってる状態で価格が変動するとレバレッジも変動します。

含み損益によって証拠金が増減するためです。

あどまん
レバ取引に慣れてない人のために細かく説明しますと
含み益が出る
→証拠金が増える
→証拠金維持率が上がる
→レバレッジが下がる
という理屈です。
追加入金したのと同じ状態ってことですね。
レバレッジトークンの場合、レバが変動しないように
毎日11時もしくは一定以上損益が出たタイミングで自動的にリバランスが入ります。
少し難しく感じるかも知れませんが、リバランスのタイミングで
・利益が出てる→含み益で積み増ししてポジションを大きくする
・損失が出てる→一部損切りしてポジションを小さくする
と覚えておけばOKです。
これによって価格変動で生じたレバの変動はリセットされて戻ります。
ロスカットされるリスクが非常に少ないと言われているのはこのリバランスのおかげです。
大きく下落した時、損失が致命的になる前にリバランスが入りポジションを小さくして損失を抑えてくれます。

あどまん
FTXでのレバレッジトークン取り扱いペアは210種類もあり他の取引所と比べても圧倒的に豊富でメジャーからマイナーまで幅広いです。
レバレッジトークンを触るならFTXをおすすめします。元祖ですしね。

レバレッジトークンの活用方法

強いトレンドに順張りする

先程述べた通り、レバレッジトークンはこまめにリバランスが入り、含み益が出ているときはそれを使って自動で積み増ししてくれます。

そのため自分のポジション方向に連日動き続ける場合は積み増ししている分、通常のレバ取引より大きな利益を出すことができます。

強いトレンドの発生が確認できたら積極的にレバレッジトークンで順張りを狙いましょう。

あどまん
反対にレンジ相場ではリバランスの恩恵が余り受けられない上に後述の追加手数料が取られることから通常のレバ取引をしたほうがいいケースが増えてきます。

強いファンダに合わせてスイングする

レバレッジトークンの【ロスカットが非常にされにくい】という特性を活かした立ち回りです。

強いファンダがあるときは投資家の多くが参戦するため価格の乱高下が発生しやすいです(いわゆるFOMO)。

通常のレバ取引だとこの乱高下でロスカットラインにかかり振り落とされてしまうケースが少なくありません。

レバレッジトークンであればリバランスによってロスカットを回避できるため、多少エントリーポイントが悪くとも最終的な方向さえあっていれば利益を出すことができます。

 

これが功を奏して大きな利益あげることができた実体験をご紹介します。

 

あどまん
2020年2月頭に海外のPUMPグループ(数十万人規模)達が一斉にXRPを煽る事件がありました。
相場に少しでも慣れてる人であれば
【PUMP予告時刻数時間前から期待買いにより価格は急上昇、PUMP予告時刻を迎えると事実売りにより大暴落】
と大筋は容易に予測できる状況です。
ロングで入りたいところですが価格はすでに上昇中しかもハイボラになっているので簡単にはエントリーできません。


ここで僕はレバレッジトークンをフル活用しました。

大きな値動きの流れははっきり読めていたのでロスカットされないとあれば強気に攻めることができます。

結果この激しいボラリティでも往復を取ることに成功し原資が12倍に増えました。

あどまん
何度もいいますが僕はFXが苦手なので通常のレバ取引ではきっとロスカットされていましたし、かといって現物ではここまで大きな利益には絶対になりませんでした。
レバレッジトークンのおかげです。

レバレッジトークンの注意点

追加で手数料が発生する

レバレッジトークンですが、取引手数料の他に以下の3つの手数料が追加で発生します。

手数料 発生するタイミング
作成料 0.1% 購入
償還料 0.1% 売却
管理料 0.03% 毎日1回

あどまん
レバレッジトークンはERC-20のスマートコントラクト機能でその都度自動でプログラムして必要な量のレバレッジトークンを作成しています。
そのため生み出すための作成料と返すための償還料が必要になります。
特に管理料は毎日かかるので長期保有すると手数料負けのリスクが高くなります。
レバレッジトークンは基本的に数時間から数日程度の時間軸で扱う商品だと思ったほうがいいです。

レバレッジトークンまとめ

レバレッジトークンまとめ

  • レバレッジがかかった値動きをするようにプログラムされたトークン
  • 含み損益に合わせてリバランスが行われるため、レバは固定される
  • 急な値動きによって損失がでてもリバランスが入って軽減されるためロスカットが非常にされにくい
  • リバランスの積み増しを活かしたトレンド順張りは通常レバ取引のパフォーマンスを超える
  • ロスカットされにくいので乱高下するFOMO相場でも強気に攻めることができる
  • 追加の手数料発生するので注意
  • 取り扱いペア数などからFTXがおすすめ
レバレッジトークンは現物取引とレバ取引のいいとこ取りとも言える商品です。
レバ取引と比べると難易度も低いので現物しかまだトレードしてない方の入門用としてもおすすめできます。
使えると使えないとではつかめるチャンスの数がだいぶ変わってきます。
ぜひ一度チャレンジしてみてください。