取引所トークン「FTT(FTX Token)」とは?特徴や保有するメリットについて解説!!

仮想通貨デリバティブ取引所FTXのトークンであるFTT。

アルトトレードをしている人で知らない人はもはやいないのではないでしょうか?

FTXを使う上で避けて通れないトークンですし、FTT自体の将来性も期待できると思っています。

今回はそんなFTTの使い道や将来性についてわかりやすく解説します。

FTTについてよく知らない人、購入するか迷ってる人、購入したは良いが使い道に悩んでる人にはうってつけの内容ですのでぜひ最後までご覧ください!!

FTXのトークン「FTT」について

ティッカー/通貨名 $FTT/FTX Token
創設者 Sam Bankman-Fried
上場先 FTX,Gate.io,AscendEX,BINANCE,Huobi,Serum DEX,SushiSwap等
時価総額 2,700,000,000ドル(21/6/8時点)
公式リンク Webサイト
CoinMarketCap https://coinmarketcap.com/ja/currencies/ftx-token/

FTTは仮想通貨デリバティブ取引所FTXの取引所トークンです。

主にFTXでの手数料支払いやIEOの参加等に利用できます。

また、毎週様々な条件のもとBurn(運営による買い戻し)も行われることが特徴です。

Binanceの取引所トークンBNBがETHに次ぐ時価総額3位まで高騰したことから取引所トークン自体への期待が高まっており、その中でもFTTは注目されています。

FTTのポジティブな要素

価格上昇ロジックが非常に明確

FTTは価格が上昇する理由が非常に明確です。

後述しますが、FTTはFTXのサービスを最大限活用するには必須のトークンです。

仮にFTT自体が今よりずっと高くなろうが、FTXをヘビーに使いたい人は買うしかありません。

つまりFTXのサービスを利用する人が増えるごとにトークンの需要は増し価格は自然と上昇していきます。

FTXが流行ればハッピー、廃れれば目も当てられなくなる。非常にわかりやすいトークンです。

あどまん
これだけはっきりしていると、買いに回るか見切りをつけるかも判断しやすいのでそこもありがたいポイントです。
これだけだと、少しふわっとしているため、もう少し深ぼって行きましょう。

FTTは毎週Burnされる

FTTトークンはFTXの手数料収入によって、バーンされるシステムがあります。

運営がバーンするということは、つまり運営がFTT買い戻し行うということなので、価格が高騰する設計になっています。

Burnのルール

  • FTXの手数料収入の33%分
  • 保険基金純増分の10%分
  • その他から得る手数料5%分
  • 香港時間で月曜日22時(日本時間23時)に購入後、火曜日にBurn実施

ここまで明確にBurnのルールが決まっているのはとても心強いですね。

特にFTXの手数料収入の33%が買い戻しされるとのことなので相当な額が買い戻しに使われる計算になります。

あどまん
FTXが使われれば使われるほど取引所トークンである「FTT」の需要は高まりますし、それに加えてFTXの出来高が増えれば増えるほどそれだけ手数料収入の33%分で買い戻しされる量も増えるので、本当にFTX次第ですね。

FTTの買い戻しはFTX上で確認できる

FTXサイトの上段部分に「FTT」というメニューがあるので、そこから確認できます。
透明性があって非常に好感がもてますね。

運営元であるFTX自体が期待できる

FTXは自らを「仮想通貨デリバティブ取引所」と銘打っており株式トークン、インデックストークン、レバレッジトークン、クオンツゾーンなどなど他の取引所になかったサービスを次々に打ち出しています。

このユニークなサービスとそれが可能にする豊富な立ち回りがFTX最大の魅力です。

2019年4月に創設されたかなり後発の取引所であるにも関わらず、これらの斬新なサービスで即ユーザーを獲得し、現在ではデリバティブに限定すれば取引高世界2位とアルトトレードをするなら必須の取引所といえる位置まできています。

大きな欠点も見られず今後も伸びて行く可能性が高いです。

取引所やインデックストークンについて詳しく知りたい方は以下の過去記事をご覧ください。

あどまん
個人的に一番おもしろかったトークンは大統領選でトランプが買ったら2倍になってトランプが負けたら無価値になる【TRUMP-2020】です。この時ばかりは政治に興味がない僕でも大統領選の速報に釘付けになってしまいました。

FTXのIEOや手数料割引等にFTTが必要

FTTはFTX内ではっきりとした使い道があります。

当たり前ですが通貨の価格が上がっていくには売り<買いになる必要があるので買われた通貨がホールドされるほど上がりやすくなります。

ホールドされる強い要因があるのはFTTの魅力的な部分ですね。

FTT保有額による取引手数料割引き率

FTT保有額に応じて手数料が割引きされます。

最大60%割引なので、大きな資金を運用している人ほどたくさんホールドしたくなる仕組みとなっています。

FTT保有額(USD) 手数料割引率
100 3%
1000 5%
5000 10%
10000 15%
50000 20%
100000 25%
200000 30%
500000 35%
1000000 40%
2500000 50%
5000000 60%

あどまん
保有枚数ではなく保有額なので注意してください!!
フィアットに換算したときに何ドル持ってるのかということです。今の下げ相場はちょっとしんどいですね。

IEOの参加にFTTが必須

IEO(=Initial exchange offering)とは取引所が仲介となって、トークンを投資家に買ってもらうことでプロジェクトの資金調達を行う仕組みのことです。

FTXではIEO参加条件の一つにFTTの1000枚保有を上げています(条件は変わる可能性があります)

また、保有枚数が多いほど抽選チケットをたくさん入手可能で当選確率を上げることができるため、IEOイベントが発表されたタイミングでFTTが高騰する傾向があります。
FTXのIEOは開催されるごとにTwitterで必ず話題になるほど人気ですし、IEO銘柄も上場後何十倍にも高騰するため、ホールドを促すには十分な理由になりますね。
FTXのIEOについて詳しく知りたい人は以下の過去記事をご覧ください。

あどまん
すでに終了しましたが過去にはSolanaブロックチェーン上のDEX「Serum」の取引所トークン「SRM」のエアドロップの受け取りにもFTT保有が必須でした。
FTX全体の取り組みとして積極的にFTTのホールドを促す施策が多いです。

FTTのネガティブな要素

FTXの破綻リスク

先述の通り、僕個人としてはFTXに非常に期待しています。
最近このブログでもやたらとFTX関連の記事が多いのは本当に良い取引所だと思ってるからです。

最終的にはBinanceを超えると思ってますし、仮にそうなれなかったとしてもユニークなサービスがある限り一定の地位を保つはずです。

しかし、中央集権型取引所である以上破綻の可能性はゼロではありません。

あどまん
単純な業績不振による経営破綻だけでなく例えばハッキングで資金の大半が盗まれてしまうなどある種どうにもならないようなパターンだってありえます。
これは中央集権型取引所の宿命ですね。こう考えるとやっぱりDEX強い。

日本人向けサービス停止による投げ売りリスク

日本は基本的に国が認可した取引所の利用しか認めていないため海外取引所利用は実質黙認されているだけの状態です。

国からの要請やその他もろもろの事情で突然日本人の利用が止められることは過去の事例を見ても十分に考えられます。

あどまん
kraken・HitBTC・Huobi・Kucoin・bitmexなどぱっと思いつくだけでもこれだけの取引所が日本人向けサービスの停止しています。
※Kucoinなどは現在使えるようになってる取引所もあります。

そうなった場合は当然FTXを利用している全日本人の資産が流出するため、先述の価格上昇ロジックの反対の流れとなり暴落することが予測できます。

 

上記の2つの懸念点はいずれも中央集権型取引所ならではのものです。
FTXもそれを理解してか、Solanaブロックチェーン上のDEX「Serum」を手掛けています。こちらも期待ですね。

FTTまとめ

まとめ

・仮想通貨デリバティブ取引高世界2位を誇るFTXの取引所トークン
・FTXが流行れば高騰するというシンプルな仕組み
・FTXではFTTを保有することで様々な優遇が受けられるためホールドする要因になっている
・発行元であるFTXが中央集権型取引所のため、破綻して無価値になるリスクがある

Binanceの取引所トークンであるBNBは時価総額3位まで膨れ上がりました。

FTTもそれに近いところもまでいけるポテンシャルを感じています。

投資を決めるポイントとしてはFTXが伸びると思えるかどうかととてもシンプルです。迷ってる方は一度実際にFTXを使ってみて判断してはいかがでしょうか?

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