僕がFTXでFXするときの資産管理について解説【バルサラの破産確率+α】

今回は僕が初心者なりに資産管理で心がけていることを解説します。

2020年年末からはじまったバブル相場になんとか運良く乗れたおかげでありがたいことにそれなりに資産を増やすことができました。

今までは攻め一辺倒だったのですが、そろそろ守りに入らなくては行けないフェーズに入ったと感じ資産管理について調べはじめました。

FTXでBTC先物などを触りながら実践して色々見えてきたのでアウトプットを兼ねての共有です。

仮想通貨しか触ってない人、特に今回のバブルで資産を大きく増やした人にとって資産を守るために非常に大切な内容となっているのでぜひご覧ください。

トレードは資金管理がすべて

トレードで勝つにはチャート分析・銘柄精査・ファンダメンタルズなどさまざまな要因がありますがもっとも大事なのが資金管理です。

重要性を理解していただくためにまずはその理由を説明します。

資金管理ができてなければ1回のミスで退場もあり得る

資金管理ができていない状態というのは「自分が今リスクにさらしている額が資産全体の何%なのかすらわからない」ということです。

人は見えてるリスクなら避けようとすることができますが、自覚してないリスクは当然避けられません。

知らず知らずの内にハイリスクな立ち回りをして1発大きく負けて退場するなんてことも相場の世界では珍しくありません。

資産管理とはリスクの可視化し対応できるようにすることです。

あどまん
一回の利益がとてつもなくてSNSで話題になってる人も実は一度のミスで資産を失っているかもしれないですね。
とても怖い世界です。

良いメンタルは良い資金管理によって保たれる

投資はメンタルが大事!みたいな意見ちらほら見ますよね?

僕なりに何がトレード中メンタルに影響するか考えたてみたのですが、やはりお金です。

誰だって「このトレードに失敗したら全財産失う」とか「とんでもない含み益がでているが、いつ手仕舞いしたらいいかわからない」という状況だと慌てて判断力が落ちますよね。

常に冷静でいるためには「資金管理が徹底できてるから退場はない」という安心が絶対に必要です。

取引所によって環境が違うので資金管理の仕方も変わる

魔界だとストップロス自体がなかったりチャート分析も全く機能しないことがほとんどのため、資金管理の仕方も一般的なトレードとは異なってきます。

魔界での立ち回りが知りたい方は以下の記事をご覧ください。

資金管理の実践の仕方

あどまん
ここまで読んでいただければ資金管理の大切は十分に伝わっていると思います。
とはいえ具体的にどう実践したらいいの!!!?という方がほとんどだと思いますのでどの様にやっていけばいいか紹介します。

ルールを構築しよう

資産管理の実践には当然ルールが必要です。最低限決めておきたい項目としては

  • 1トレードの許容損失額(ボラにもよるが2%前後が理想とされています)
  • どこで損切りし、どこで利確するのか(リスクリワード)

これが決まってないとすべてなんとなくでトレードすることになり、積み重ねた先に資産が増えていくのか減っていくのかもわかりません。

魔界では買う量自体を調整してその銘柄が伸びるのかどうかだけでよかったのですが、大きな資金を動かすFXや主要銘柄現物ではそうもいかず僕も最初は頭を悩ませました。

ルールづくりの軸はバルサラの破産確率がおすすめ

同じ様に悩む方におすすめなのが「バルサラの破産確率」から逆算してルールを決めていくことです。

バルサラの破産確率はFXでは有名な指標でずばり「そのトレードを積み重ねたら最終的に破産するのかどうか」がわかるものになっています。

 

あどまん

誰しも一度は見たことがあるのではないでしょうか?僕も見たことはあったのですが難しそうなので避け続けてきました・・・

バルサラの破産確率の算出に必要なのは

  • 1トレードの許容損失額
  • リスクリワードレシオ(ペイオフレシオ)
  • 勝率

のたった3つです。

用語解説

1トレードの許容損失額
→1回のトレード(損切)で失っても良い量。一般的には2%前後が望ましいとされる。
2%に設定した場合、100%の資産を運用して損切を2%下落にしてもいいし、2%の資産を運用して損切をゼロカット(清算)にしても良い。
リスクリワードレシオ(RR)
→損切幅に対する利確幅の大きさ。
※例:エントリー→損切の幅を1として、エントリー→利確の幅が3であれば、RRは3)
勝率
→想定した値幅で利確できた確率。予定より小さい値幅で利確した場合は計算不能。
これを元に破産確率0%のルールを決めましょう。

上記の表タイプだと「1トレードの許容損失額」を盛り込めないため、自動計算ツールを使用しましょう。

Investment Tech Hackさんが公開してくれている「破産の確率計算機」が非常におすすめです。

フォームに数字を入力するだけで破産確率を計算してくれます。

0%のルールが成立する時のみエントリーすれば退場するリスクは限りなく抑えられます。

各項目の決め方

僕自身研究中のため今の所ではありますが以下の順に決めていってます。

①1トレードの許容損失額→セオリーにしたがって2%
②リスクリワードレシオ→チャートから損切・利確ラインを決定しエントリー場所から比率を出す。
③勝率→①②の項目から必要な勝率を逆算する。

あとは過去の取引データなどから今エントリーしようとしているシチュエーションでの自分の勝率を確認して必要勝率を上回っていればエントリー。

あどまん
シチュエーション(チャートの形、相場環境、トレンドなど)ごとの自分の勝率がわかってないという方は今からでもトレードの記録をつけて把握しましょう。

あとはこれに従ってトレードを積み重ねていきます。

繰り返すうちに勝率が下がってきたら一旦勝てるシチュエーション探しの旅に出ましょう。

ここまで決まってしまえばその場でいちいち考えて狼狽することはほぼなくなるはずです。

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トレードを行う際の注意点

メンタルが万全でない時は絶対にトレードしない

ルールづくりについて解説しましたが、どんなしっかりしたルールも守れなかったら意味がありません。

ルールを適切に守るにはルールへの信頼もですが、なにより自制心や判断力が必要です。

体調が悪かったり仕事や家庭がうまくいってなかったり負けが続いた時は誰だってメンタルがブレます。

そういうときにトレードしても勝てるものも勝てませんのですぐにやめましょう。

あどまん
といってもメンタルがブレてる時はトレードをしないという事自体破りたくなるものなのでその場合は
・完全に手ぶらで散歩に行く
・口座から出金してしまう
など絶対に相場に触れない状況を作るのがおすすめです。
特に散歩なら家に帰る頃には冷静になれますし
皆が冷静に万全の状態で戦ってる中、自分だけパニック状態で戦っても勝てるわけないですよね。
休むも相場」っていう格言がありますがまさにこのことだと思ってます。

注文が通らないなどの事態も見込んだルールにする

相場の急変動時に多いですがサーバーが重くなってまともに取引できないことは割とあります。

そのせいでルール通りに損切ができずに全財産をロスカットされてしまったなんて人も過去にいます。

  • 複数口座に資産をわけておく
  • ゼロカットのある取引所しか使わない
  • ロスカットのないレバレッジトークンでしかレバ取引はしない
  • 一定の利益がでたら即出金して口座残高を一定にする
  • 余力のフィアットを残しておく

などの立ち回りでどうあっても致命傷を負うことがないようにしておきましょう。

あどまん
かくいう僕もとある取引所でFXしていた時その取引所のチャートだけが他と全く違うとんでもなくかけ離れた値動きをして大損したことがあります。
本来なら爆益のはずだったのでムカつきましたがあの経験のおかげで良い意味で取引所を信用しない立ち回りができるようになりました。

まとめ

以上が現時点で僕が実践している(まだ完璧ではないですが)資金管理です。

トレードしようとするたび毎回「このやり方でいいんだろうか・・・」と悩みながらポジションを握っているのはとても消耗するのでまだ感覚でやっている人はこの機会にぜひはじめてください。

僕はレバレッジトークンをよく触るのといろんな取引所を細かく触るのが面倒な性格なのでCEXではいろいろ触れるFTX以外ほぼ触っていません。

詳しくはFTXの特徴・口座開設方法をわかりやすく解説も参考にしてみてください。

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