bybitでトレードする時、無期限とかインバースとか聞き慣れない単語が並んでいますよね。
『レバレッジかけられるんだからとりあえずFXみたいなもんやろ!!!』
程度の認識だったのですが、実際はこの違いによって立ち回りを大きく変えないといけないことを知りました。
そこで今回はbybitの取引の種類と使い分けについて解説します。
知ると知らないとではこれまた大違いですのでぜひ最後までご覧ください!
bybitについて
bybit(バイビット)とは、2018年に創設されたシンガポールに本社を置いている海外取引所です。
仮想通貨のレバレッジ取引に特化しており現在ではレバレッジ取引メインのトレーダーの間では鉄板の取引所、かつてのbitmexの立ち位置を確立しています。
仮想通貨FXをやるならもはや必須レベルの取引所ですのでまだの方はぜひ一度試してみてください。
bybitの特徴
- 最大100倍のレバレッジ
- BinanceやFTXなどと比較しても圧倒的に安い手数料
- 相場の急変時でも注文が安定して通る優秀なサーバー
- 証拠金を仮想通貨にするかUSDTにするか選べる
bybitには取引が3種類ある
bybitの取引は
- インバース無期限
- USDT無期限
- インバース型先物
の3種類に分かれています。
これらを分ける大きな違いは
- 証拠金に使える通貨の種類
- 無期限なのか有期限なのか
の2点です。
この違いによってそれぞれ活躍する局面や注意点が大きく変わってきます。
これから始める方レバレッジ取引にまだ慣れていないという方はぜひご覧ください。
インバース無期限
- BTCUSD×100
- ETHUSD×50
- EOSUSD×50
- XRPUSD×50
- 証拠金に使える通貨の種類→それぞれのペアの頭についてる仮想通貨
- 無期限なのか有期限なのか→無期限
fa-thumbs-upベターな立ち回りは?
仮想通貨市場全体が強い上昇トレンドに乗っている時にロングです。
価格上昇の際、法定通貨に対して証拠金自体の値上がりとロングの利益で2重に資産を増やすことができます。
先物と違って無期限なので何日ポジションを持っていてもOKですが、FR(Funding Rate)が発生するので手数料負けにならないように注意しましょう。
無期限取引で主に現物価格との乖離を是正するために設定されている。
bybitでは日本時間の1時・9時・17時に支払い(受取)が発生する。
インバース型先物は先物取引のためFRが発生しない。
この場合、証拠金の仮想通貨とドルのペアで1倍ショートがセオリー。
USDT無期限
- BTCUSDT×100
- ETHUSDT×50
- BCHUSDT×50
- LTCUSDT×50
- XTZUSDT×25
- LINKUSDT×25
- ADAUSDT×25
- DOTUSDT×25
- UNIUSDT×25
- XRPUSDT×50
- XEMUSDT×25
- 証拠金に使える通貨の種類→USDTのみ
- 無期限なのか有期限なのか→無期限
fa-thumbs-upベターな立ち回りは?
仮想通貨市場全体が下落トレンドに乗っている時にショートです。
仮想通貨を証拠金としてショートすると下落して仮想通貨の枚数が増えても、仮想通貨自体の価格が下がっているため法定通貨建てではあまり資産は増えません。
そういうときはUSDT証拠金でトレードしましょう。
取引をしていない時に資産が変動しないので気軽に触ることができます。
インバース型先物
- BTCUSD0625×100
- BTCUSD0924×100
- BTCUSD1231×100
- ETHUSD0625×50
- ETHUSD0924×50
- 証拠金に使える通貨の種類→それぞれのペアの頭についてる仮想通貨
- 無期限なのか有期限なのか→有期限
fa-thumbs-upベターな立ち回りは?
仮想通貨市場全体が強い上昇トレンドに乗っている時にスイングでロングです。
インバース無期限と違い、先物なのでFRが発生せず、期限内であれば何日持っていてもFR支払いになることはありません。
またFR支払いがないことから先述のヘッジショートにも最適です。
まとめ
bybitは手数料も安くレバレッジ取引に特化した取引所です。
レバレッジ取引ができるだけでも立ち回りの幅が広がりますが、証拠金の種類や無期限と先物の違いなどを理解しそれぞれの強みを活かすことでさらに使える手札は増えます。
仕組みを理解して賢く立ち回りましょう。