bybitでBTC FXをするなら最低限知っておきたい用語集

BTC FXって難しいですよね。

現物取引をしている分には使うことがない単語が山のようにあります。

タイムラインを見ているとBTC FXをしている人たちのツイートにはそんな単語がよく出てきます。

『文脈的におそらくこういう意味なんだろうなー』とか『聞いたことはあるけどよく知らない』

って思いつつ知らないままになっている単語って結構ありませんか?僕はそうでした。

なので最近はヒイヒイ言いながら勉強中です。

そこで今回はBTC FXをする上で知っておくべき用語をアウトプットを兼ねてまとめて解説します。

これくらいはわかってないと実はスタートラインにも立てません。

BTC FXを始めようという方は必ず最後までご覧ください。

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bybitでBTC FXをするなら最低限知っておきたい用語集

ショートカバー

ショートポジションを持っている人が【ポジション解消のために買い戻す行為】を指します。

価格が大きく下がった際、突然急反発して上昇することがありますが、これは下落前からショートを持っていた人たちが一斉に利確(つまりショートカバー)したことが一因となっています。

良くタイムラインでカチ上げしている時に『ショートカバーきてるな』といった使われ方をしているのはこのためです。

燃料

価格が大きく変動するために必要な【焼かれるポジション】のことを指します。

誰かが焼かれてポジションを買い戻し・売り戻しをしないと相場は大きく動かないため、焼かれてくれるポジション=燃料というわけです。

初心者によくある勘違いに『ショートしている人のせいで価格が下がる』というのがあります。

僕も昔は真剣にそう思ってました。

しかし正しくは『下手なところでロングする人のせいで価格が下がる』なんです。

下手なところで積まれたロングは少しの下げでストップロスやロスカットにかかるため売り戻しされてしまいます。

つまりロングで入っていたはずが気づいたら大事な局面で売り圧力の一部になってるわけです。

まさに下げのための燃料です。

あどまん
『みんなが下がる下がると思っている時はそこまで下がらない』っていうフレーズ聞いたことありませんか?
あれはまさに燃料(この場合だと雑なロング)がないために起こる現象です。

OI(Open Interest・未決済建玉)

決済せずに持ったままになっているポジションを指します。

溜まったOIは当然いつかは必ず決済されるため今後の値動きを予測するのに有用な指標です。

OI単体では『急増した?大口が仕込んだのかな』といったアバウトな見方しかできないため、出来高などその他の指標と組み合わせて、『なぜこのポジションをもったのか?、なぜまだ決済されていないのか?』を読み解いていきます。

OI分析はとても難しく僕も勉強中で言えることが少ないのですが、この壇上さんのツイートは今相場に起きてることを知るために必要なことが詰まっていると思います。

FR(funding rate)

FR(funding rate)とは資金調達率のことで、資金調達率は無期限取引で主に現物価格との乖離を是正するために設定されているものです。

例えば強気相場の時には、ロング(買い)が急増します。その場合、ショート(売り)よりもロングの方が圧倒的に多くなるという状況が発生してしまい、現物価格とFX価格に乖離が生まれてしまいます。

この市場のバランスを整えるために、

・ロングが多いときにはロンガーが手数料を払い・ショーターが貰う

・ショートが多いときにはショーターが手数料を払い・ロンガーが貰う

有利なポジションが不利なポジションに金利を支払うことで、この乖離を縮める目的があります。

あどまん
普段現物でのトレードしか行っていない人はこのようなFRの存在自体知らない人は多いのではないでしょうか。
存在は知っていても仕組みがわからないみたいな人が多いように感じます。現に僕自身も最近まではわかりませんでした。

ちなみにBybitでのFR支払いタイミングは日本時間だと「1時、9時、17時」です。

17時上げってワードちょくちょく見かけませんか?

あれは『次のFR支払い金利もらったらポジション閉じよう』といった理由でFRのタイミング売買する人が多いから起きる現象です。もちろん17時下げもあります。

乖離(価格乖離)

これはそのまま価格のズレのことを指します。

各取引所や先物と現物の価格を見比べていただくとわかりますが、価格が違いますよね。

ある取引所だけ少し高騰してたり、先物だけやたら安かったり。。。

そんな感じで価格が他より高騰している状態を上乖離、安くなっている状態を下乖離といいます。

乖離はいわば相場の歪みであり、基本的にどこかのタイミングで矯正されるので今後の価格予測に役立つというわけです。


このように多角的な分析には必ず乖離がでてきます。

モノアイさんはめちゃくちゃわかりやすく様々な指標を用いての分析を発信してくれているので、一歩踏み込んだ分析を習得したいと思ってる人は絶対にフォローしたほうがいいです。

おかげで僕もおぼろげながら指標の使い方や凄腕トレーダーたちが何を話しているのかが少しずつわかってきました。

オンチェーン分析

仮想通貨の特徴である、【資金がいつどこからどこにいくら移動したがすべてチェーンに刻まれている】ことを利用した分析です。

送金の流れやウォレットの状態を追うことで

  • 長期ホルダーがどのくらい利確しているか(保有数が減っているか)
  • 大口は今、仕込んでいるのか売り抜けようとしているのか
  • マイナーたちは儲かっているのか損しているのか
  • 取引所に預けられてる資産はどのくらいなのか(ウォレットとちがってすぐ売買できる)

などなど具体的な需給や大口の意図が見えてきます。

あどまん
大金が取引所に送られていると言っても送金先が法定通貨のある取引所なのか、ステーブルを使う取引所なのかで読み取れる意図が変わってきます。
例えば前者は法定通貨に利確しようとしているのかもしれません。
こういうのを突き詰めて大口の動きを分析していきます。


要は皆さんも一度は見たことがあるであろうWhale Alertの情報をもっともっと深ぼって分析する感じです。

足確定

ローソク足が確定すること、またそのタイミングを指します。

長期足が良い形で確定するか悪い形で確定するかで投資家たちの意識は大きくかわるため長期足が確定する前後は荒れることが多いです。

日足・週足・月足の確定直前は危険なので確定するまで様子見という人も多いです。

9時上げ・9時売り

BTCは9時前後に大きく動くことが多いのでそこを狙ってトレードすることを指します。

初心者の人はチャート分析の際、縦軸(価格)ばかり見がちですが、実は横軸(時間)も非常に重要です。

あどまん
偉そうに語っていますが僕もつい最近教わりました()

その中でも日本時間9時は

  • BTCの日足の確定時間
  • bybitなど各種取引所の FR支払いタイミング(bitmexなど例外あり)
  • 東証の開場時間(株式で損失を出した人が現金が必要になって仮想通貨を売るなど)

などなどイベントが山盛りです。

そのため多くのトレーダーはこの時間を強く意識してトレードに活用しています。

デッドキャットバウンス(通称:死猫)

【死んだ猫でも高い所から落とせば少しは地面で跳ねかえる】という意味で、相場が暴落した際、一時的に少しだけ反発することを指す、相場の格言です。

暴落からのリバに対して『まだまだ下落の初動であり下げ止まったわけではない』と予測される時に使われます。

まとめ

今回はBTC FXをするなら絶対に知っておくべきタイムラインでよく見かける単語について解説しました。

仮想通貨は為替などと違って公開されている情報がとても広く、凄腕トレーダーの皆さんはそれをフル活用してトレードしていることが伝わったかと思います。

僕も本当にまだまだまだまだわからないことだらけなので勉強していきます。

もの凄く情報絡み合っているので読み解くには頭を使いますが、いかにも分析しているという感じでこれはこれで楽しいです。

本業でグーグルアナリティクスと毎日にらめっこしているからかもしれませんw

ぜひ皆さんもこれを機に一歩進んだ分析を習得してトレードに活用してみてください!!

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