BINANCEにも上場している $ADX のAdEx Networkと同じチームが開発するAmbire Walletから $WALLET がローンチするらしい。これちょっと注目しておこう。
DeFiウォレット、Ambire Walletが約3億円の資金調達を完了 https://t.co/Vr0asqDSaK
— ADoodles (@admen_vc_2) December 12, 2021
昨年から注目していたブラウザ型のウォレット【AmbireWallet】ですが、ウォレットが正式リリースされたり、ネイティブトークン$Walletのステーキングが開始されたりと順調にプロジェクトが進んでいます。
良いタイミングなので触ってみたのですが、とにかく多機能でUIがわかりやすくこれはユーザーが増えてもおかしくないと感じたので、今回記事にすることにしました。
そもそもAmbireウォレットってなに?という方でも、概要や魅力、登録方法などがわかる内容となっています。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
Ambire Wallet概要
運営元 | AdEX(2017年創設) |
---|---|
対応チェーン | ETH・BSC・Fantom Opera・Avalanche・Polygon ※今後も対応チェーン追加予定 |
ジャンル | ソフトウェアウォレット |
ネイティブトークン | $Wallet (WalletDAOのガバナンスなどに使用) |
公式リンク | ホームページ Discord Medium Telegram |
主だった今後の予定 | モバイルアプリリリース WalletDAO発足 仮想通貨デビット・クレジットカードリリース |
AmbreWalletは、Metamaskに代表されるノンカストディアルウォレット(個人が秘密鍵を保有して管理する)の一種で、これまでのノンカストディアルWalletの欠点を改善したものとなっています。
2017年からAdEXという企業によって提供されており、最近だと約3億円の資金調達を成功させたことでも話題になりました。
・メールアドレスをパスワードによる認証
・拡張機能やアプリのダウンロードを必要としないブラウザ型
・さまざまなDefiへチェーンをまたいでワンクリックアクセス可能
・フロントランニングからの保護
などが挙げられます。
AmbireWalletの魅力
利便性が高い
もうなんといっても第一に便利なことがあげられます。
まだリリース直後であるにも関わらず豊富な機能が搭載されており、今後アップデートされていくことを考えると現状のMetamaskに代わる、もっともポピュラーなWalletとして定着する可能性は十分にある気がします。
便利なポイント
①サインアップが超簡単
→必要なのはメールアドレスとパスワードだけ。シードフレーズを控えなくていい。
②拡張機能やアプリ不要
→インストールする手間や毎回起動する手間が必要ない。
③いろんなチェーンやDefiにワンクリックでアクセス
→ETH・BSC・Fantom Opera・Avalanche・Polygonの5つのチェーンや複数のDefiに対応しており、異なるチェーン同士のスワップや、ステーキングがWallet内で完結する。
④セキュリティ性が高い
→サンドイッチ攻撃やフロントランニングからも保護してくれる。また二段階認証やKYCの設定もできる。
⑥クレジットカードや銀行振込で入金可能
→日本のカードや銀行では利用できないが、非常に便利なので流行る要因のひとつになると思われる。
直感的にどこで何をすればいいのか把握できるようになっています。
運営はCrypto業界で4年以上アクティブに活動している
The 🔥 goals for 2022 are HUGE:
🪙 $WALLET Token Launch
📱 Mobile App
🏛 WalletDAO
💳 Crypto Debit & Credit cards
🔌 DeFi PluginsRead more and stay tuned 🚀 https://t.co/PNl82UBCVO pic.twitter.com/QVOqQDLi4Q
— Ambire Wallet ($WALLET) (@AmbireWallet) January 4, 2022
AmbireWalletの運営は、2017年からデジタル広告×ブロックチェーンのプロダクトを開発している【AdEX】が行っており、実績があるのは嬉しいですね。
もちろん活動もアクティブでロードマップにある内容も着々と実現していっています。
特に2018年からの冬の時代は相場が冷え込んだことで、お金を持ち逃げしたり開発を中止したりするプロジェクトが続出しました。
AdEXであればこれから下げ相場が来ても、同じ様に乗り越えて続けてくれると期待できます。
Q1
・ネイティブトークン$Walletのローンチ(済)
・IOS、Androidスマホ向けのモバイルウォレットリリース※ 生体認証を搭載する予定有り
Q2
・WalletDAO創設
→今後の開発や方向性を管理するためのDAO、$Walletホルダーの投票によって管理される。
Q3
・仮想通貨デビットカード、クレジットカード発行
→詳細は不明だが、日常の買い物などにも使える仮想通貨で決済できるカード。KYCが必須とのこと。
Q4
・Defiプラグイン
→AmbireWallet内であらゆるDefiと統合してつながり、Wallet内でほぼ全ての資産運用に関するアクションが完結できるようになる。
どれだけPCで機能が良くても多くの人はスマホで管理していると思うので、スマホアプリの重要性は軽視できません。
あとはクレジットカード発行もいいですね。日本人も発行できることを願いたいです。
ネイティブトークン$Walletを発行しており、ウォレット内でステーキング可能
🔥🔥🔥 Awesome news for the $WALLET army!
4️⃣8️⃣5️⃣% APY $WALLET Staking is now live on Ambire Wallet!
All you need to know about $WALLET staking 👉 https://t.co/vYiHa987tW pic.twitter.com/97hBraphOO
— Ambire Wallet ($WALLET) (@AmbireWallet) February 15, 2022
すでに1月29日よりHuobi Primelistで販売されており、先日ステーキングの実装も発表されました。
Wallet内で簡単にステーキングできます。
・【rage quit】というオプションを使えば、即座に手元に戻せるが、元金の30%は失われる。
・上記のツイートでAPY485%となっているが、記事執筆時点では173%と落ち着いてきている。
手数料(Gas代)が各チェーンのネイティブトークン以外でも対応
これが非常に画期的でありがたい機能ですが、Gas代が複数のトークンに対応しています。
対応トークン一覧
- Ethereum – ETH、WALLET、xWALLET、USDC、USDT、DAI、BUSD、WETH
- Polygon – MATIC、USDT、USDC、WMAIC
- BSC(Binance Smart Chain) – BNB、BUSD
- Avalanche – AVAX
- Fantom – FTM、DAI、USDC、fUSDT
普段DeFiでトークンやNFTを購入する場合、各チェーンのネイティブトークンをGas代として支払っているかと思います。
ERCだったらETH、SolanaだったらSOLとかです。
相場が良い時はETHをそのまま保有していても問題ないですが、今のようなちょっと不安定な相場だと極力ステーブルで保有しておきたいところです。
Ambire Wallet内でトークン同士をSwapする際にGas代をステーブルで支払うこともできるため、非常にありがたいです。
今までGas代としてのETHもうっかりステーブルにスワップして、Gas代足りなくなって困ったことありません?
Ambireでは複数のトークンに対応しており、ありがたいことにステーブルにも対応しているので、今のような相場だと本当にありがたいです。
登録方法
公式サイトにアクセスして左の【Create a new account】側の項目をすべて埋めて【SIGN UP】をクリックします。
便利ですね。
左側のタグで入金やスワップ、ステーキングなどの運用方法、上部のタグで運用に使用するdapps・アカウント・チェーンを選べるようになっており、整理されていて非常にわかりやすいです。
チェーンと通貨を選ぶだけでいいのでとても簡単です。
今までいろんなWalletを触ってきましたが、わかりやすさで1番だと思います。
機能がめちゃくちゃ多いのにです。
これは実際に触ってみないとどうしても伝わらない部分ですが本当に使いやすいです。
この感動を共有したい…
まとめ
めちゃくちゃ当たり前のことですが、WalletはDefiを触るすべての人が100%お世話になります。
そしてDefiを触る人が今後ますます増えていくのは時代の流れとしてほぼ間違いないはずです。
つまり、質が良いWalletというのは多くのユーザーを獲得する未来が約束されているといっても過言ではありません。
AmbireWalletはそのポジションにふさわしい利便性を持っていると感じました。
ユーザー数が増えれば$Walletの値上がりが見込めるため、投資先としても魅力的です。
個人的には何よりもこれをきっかけにDefiを触る人が増えることに期待しています。
みんな口を揃えて「Metamaskでもややこしくて難しかったのにそれ以上に複雑なんてムリ」と言っています。