僕はFTXというデリバティブ取引所を愛用しています。
取扱商品の独自性が高かったり、アプリのUIが非常に使いやすかったり、FTTをステーキングすることで手数料がお得になったり等...
FTXがBINANCEを超える日ももしかしたらあるのではないかと思ってるくらい期待しています。
そんなFTXですが、外部サービスを利用することでFTXに資金を預けた状態でコピトレ(コピートレード)ができることをご存知でしょうか?
とは言え、下げ相場で資金を増やす方法はないか模索した結果、手段の一つとして「他人に身を委ねる」ことも戦い方の一つであると気づきました。
出来もしないことに挑戦して、せっかくイージー相場で増やした資金を減らしてしまうのはもったいないです。
ということで今回はFTXでコピトレ(コピートレード)ができるサービス「BitCopy(ビットコピー)」についてのご紹介と連携方法について解説させていただきます。
コピートレードや自動売買は「胡散臭い」みたいな印象が抱かれがちですが、フォローするトレーダーさえ間違わなければ、安定して資産を増やすことができそうです。
目次
BitCopy(ビットコピー)とは?
BitCopyは多くの優秀なトレーダーの中から選択したトレーダーの売買をコピーするサービスです。
大手仮想通貨取引所「FTX」等と提携して、無料で利用する事ができるサービスです。
BitCopyの特徴
- 優秀なトレーダーのトレードを完全コピーして自動で取引を行ってくれる。
- トレーダーは100名以上が登録しており、その中からコピーしたいトレーダーを選択できる。
- 完全無料で利用できる。
- 海外大手取引所「Bybit」「FTX」と提携して取引を行う。
- 日本語にも対応している。
- 全トレーダーの売買実績をリアルタイムで公開しているため、透明性もあって安心安全。
そのため、よくわからない取引所を使うのではなく、FTXやbybitといった信用のできる取引所に資金を預けることになるので安心です。
また、ランキング1位のAlex氏は長年安定して利益を出し続けているトレーダーなので、Alex氏のコピトレをするために利用しています。
FTXについて
FTXとは2019年4月に創設されたアンティグア・バーブーダに本社を置いている取引所です。
仮想通貨デリバティブ取引所であることを売りにしており、さまざまな取引所開発のトークンを取り扱っています。
世界最大の取引所Binanceと提携し、出資を受けたことでも話題となりました。
名称 | FTX | ||
---|---|---|---|
設立 | 2019年4月 | ||
本拠地 | アンティグア・バーブーダ | ||
取引の種類 | 現物・先物・オプション ※レバレッジトークン・インデックストークン・株式トークンなどユニークな商品が多い |
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最大レバレッジ | 101倍 | ||
出入金手数料 | 0% ※ETH・ERC・OMNIを除く | ||
取引手数料 | 以下の要素によって変動 ・過去30日間の取引量 ・FTT(取引所トークン)の保有量 ・FTTステーキング量 ※詳細は後述 |
||
追証 | ゼロカット(清算されても借金にならない) | ||
日本語対応 | - | ||
スマホアプリ | ◯(非常に使いやすい) |
様々な面から僕がいま1番推している取引所でもあります。
BitCopy(ビットコピー)を使うメリット
FTXに資金を置いた状態でコピートレードができる
BitCopyを使うにあたり最大のメリットはFTXに資金を置いた状態でコピートレードができることです。
コピートレードや自動売買をするときに自社のよくわからない取引所やサービスに資金を入れて、いつのまにか無くなってたとか、金を持ち逃げされたリスクもあります。
しかし、BitCopyはあくまで連携した取引所上でトレードを行います。
また、APIの権限は"Active Order and Positions(アクティブな注文とポジション)"の範囲での権限のみとなるためBitCopy側で"withdraw(出金)"はできません。とのことなので、勝手に資金を抜き取られることもないので安心できますね。
長年安定して利益を出しているAlex氏が信頼できる
コピートレードはトレーダーの選定が非常に難しいです。
なぜなら、勝率を上げるためにナンピンを続けて無理やり勝とうとするような見かけの数字以上に悪質なトレーダーが多いからです。
勝率の高いトレーダーの履歴を見てみると勝率を下げないためにギリギリまでナンピンを繰り返していたり、チマチマと利益をとってるけど手数料負けしてます、みたいなトレーダーばかりが実態としては多かったです。
そのため、コピートレードは他人にほぼ完全に身を委ねるため、フォローし終えばあとは放置で楽ですが、トレーダーの選定こそ難しいということに気が付きました。
しかし、BitCopyには長年安定して利益を出し続けているProf Alexというトレーダーが登録されており、彼をフォローするだけで安心してコピートレードを行うことができます。
昨年2020年の夏頃に無敗のbotがBitcopyで話題になりました。
ナンピンを重ねることで負けないトレードを続けていましたが、ビットコインが暴騰した際に無惨にロスカットを喰らいました。
このように無敗だから良い、とか頻繁に損切りして勝率が悪いからダメみたいな判断基準でトレーダーを選定するのではなく、取引履歴やpips等の情報を加味した上で判断すべきであることがわかります。
だからこそ、負けた時のロスカットの嵐によってBitcopyの評判はかなり悪化しました。しかし、フォローするトレーダーを間違わなければ、安定して利益を出してくれることも事実で、僕はいろんなトレーダーを見る必要なく、Alex氏だけをフォローしておけば良いなという結論に達しました。
BitCopy(ビットコピー)とFTXを連携する方法
ここからはFTXとBitCopyを連携する方法に入ります。
BitcopyにFTXの口座を登録
まず、Bitcopyの「口座」から「+口座登録」にアクセスしましょう。
次に「取引所」「メールアドレス」「取引所 API Key」「取引所 Secret Key」を入力していきましょう。
API KeyとSecret KeyはFTXの設定画面から入手する必要があります。
FTXからAPI KeyとSecret Keyを取得
FTXにログインして、「Setting」から「Profile」に移りましょう。
すると、「Api」という項目があるため、そちらをクリックしてください。
「CREAT API KEY」をクリックすると上記のようにAPI Keyが作成されるため、こちらをCOPYしましょう。
- 「CREAT API KEY」と「CREAT READ-ONLY API KEY」の2つがありますが、ここでは「CREAT API KEY」を選択しましょう。
BitCopyにAPI KeyとSecret Keyを貼り付ける
先ほどFTXでコピーした「API Key」と「Secret Key」をBitCopyの口座登録画面にペーストして「保存」しましょう。
あ、ちなみに取引所メールアドレスはFTXに登録しているメールアドレスです。
BitCopyでトレーダーをフォローする
次はトレーダーをフォローしましょう。
フォローの方法はとても簡単で、トレーダーのところにある「フォロー」を選択するだけです。
今回はProf Alex氏をフォローしましょう。
倍率を決める
トレーダーをフォローする際に倍率を決める必要があります。
これはレバレッジではなく、フォローしたトレーダーに対してどのくらいの倍率で運用するかを決めます。
例えば
自分が1,000ドルで運用する時の倍率は、「0.1」が推奨倍率になります。
(Alex氏の運用資金を倍率1する場合、10分の1なので)
※4倍の倍率で運用したい場合は、「4」ではなく「0.4」と設定しましょう。
そのため、フォローしたトレーダーと自分が運用する額を照らし合わせた上でフォローしましょう。
例えば、Alex氏はどちらかというと守り重視の戦い方をしているため、僕は気持ち程度倍率を上げて運用しています。
あとは放置でトレードが行われるのを待つのみ
フォローが完了できたらあとは放置して、フォローしたトレーダーがポジションを持つのを待っておきましょう
ちなみに自分の取引履歴はBitCopyで確認するのではなく、FTX上の売買履歴で確認できます。
あくまでBitCopyはAPIで連携させてるだけなので、ご自身の取引履歴等を確認することはできないのでご注意を。
フォローを外す場合
もし、トレーダーのフォローを外す場合は、「フォロー中」をクリックするだけでOKです。
ただし、フォローを外す場合は、ポジションの決済をご自身で行う必要があります。再フォローした場合にも同様に残っているポジションはご自身で決済を行っていただく必要があるのでご注意ください。
まとめ
BitCopyはFTX上でコピートレードができるサービスです。
FXは苦手、だけど下げ相場でも資産を増やしたいと思っている人にはおすすめのサービスです。
しかし、一歩間違えると知らぬうちに資産を減らしてしまう可能性もありますし、気づいたらロスカット食らってる可能性もあります。
そのためフォローするトレーダー選びだけは慎重に行いましょう。
また、倍率にも注意ですね。これも間違えると悲惨な目に遭います。
気をつけながらコピートレードを体験してみましょう。