STARLYについて解説 | FLOWエコシステムのマーケットプレイス

今回の仮想通貨バブルはNFTが世に広く知られるきっかけになったと思います。

国内だと9月に元SMAPの香取慎吾さんがNFT販売したり、スクウェア・エニックスがブロックチェーン事業を開始することで話題になりました。

海外ではadidasやNIKE,GUCCIなど僕も大好きなファッションブランドが次々とNFTに参入してきました。

そんなNFT関連で前から気になっていたプロジェクト【STARLY】がIDOを行うのでご紹介します。


NFTに特化したブロックチェーンであるFLOWのNFTマーケットプレイス&ローンチパッドです。

このまま順調に伸びれば、イーサリアムでいうOpensea(世界最大規模のNFTマーケットプレイス)の位置、つまりはFLOWエコシステムの中心的存在になってもおかしくないと思っています。

NFTはバブルバブルと騒がれていますが、実はNFT全体の時価総額はまだ仮想通貨市場全体の0.2%弱で、長い目で見ればまだまだ伸びしろがあります。

そのNFT市場をこれから牽引するかもしれないプロジェクトなので、NFTに興味もある方もない方も早いうちにチェックしておいて損はないです。

ぜひ最後までご覧ください!

STARLYとは

 

ティッカー/通貨名 $STARLY(ガバナンストークン)
対応チェーン FLOW・イーサリアム・Solana
上場先 1月中にKucoin上場
1月中旬にDAO Maker・OccamRazer・FLOWのローンチパッドでIDO予定
時価総額 ???
公式サイト https://starly.io/
各種サイト Instagram
Telegram
Twitter
discord

STARLYはFLOW ベースのNFTマーケットプレイス&ローンチパッドです。

すでにBETA版がリリースされており、活発に売買が行われています。

【WEB3.0時代のインスタグラムとなり、誰でも身近に手軽にNFTをつくったり購入できる世界の実現】を目指して立ち上げられました。

Instagramのようにとても身近で誰でも簡単に参加できること、クリエイターが自分のコンテンツやコミュニティを効率的に収益につなげられることに注力しています。

あどまん
Flow関連のNFTってなんかこうオシャレですよね。
結構好きなんですよねUIとか色々。

対応しているチェーンであるFLOWは、CryptoKittiesを始めとした様々なNFTアプリやゲームを世に送りだしてきたパイオニア的存在のDapper labsが開発した独自のブロックチェーンです。

「イーサリアムチェーンだとNFTのアプリやゲーム開発しにくいから自分たちで専用のチェーンつくっちゃおう」という経緯で、NFTの開発者と消費者のために開発されました。

・高い処理能力によって、スケーラビリティ問題に対応できる。

・シャーディングが不要なため、単なる決済の契約などと比べてはるかに複雑なデータのやりとりが必要なNFTアプリ・ゲームに向いている

といった特徴があり、STARLYはFLOW及びDapper labsと戦略的パートナーシップを結んでいます。

 

シャーディング
ほとんどのブロックチェーンで採用されている(というか無いと成り立たない)トランザクションの処理方法。
データを数台のデータベースに分割して処理することで、負荷を分散する。
イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決する方法の一つとして良く名が挙がるが、もともとのデータが複雑な場合、分割した際にエラーが発生しやすくなるという弱点がある。

STARLYの特徴

新規の人もめちゃくちゃ手軽に参入できる

OpenseaなどでNFTを売買したことがある方ならわかるとおもうのですが 、現状NFTを触るには

・Metamaskなどのウォレットアプリとそれを使いこなす知識が必要

・トランザクション手数料が高額で、手数料だけで数十ドルかかる(チェーンによる)

といった参入障壁があり、仮想通貨に触れていない人にとっては、ものすごく始めづらい環境です。

あどまん
僕を含む仮想通貨投資家の多くはもう感覚が麻痺してしまっているため、この問題を認識しづらいです。
しかし「仮想通貨には一切興味がない。でもアートが好きでNFTを売買してみたい。」
という方にとってこの状況は控えめに言っても地獄ではないでしょうか?
知り合いに詳しい人がいて教えてくれるという場合を除けば、多くの方が挫折(そこまでの手間とコストをかけられない)して当然だと思います。

STARLYでは、手数料が安いのはもちろんのこと、仮想通貨取引所の口座やウォレットを持っていなくてもすぐに始められます。

・アカウント作成・ログイン
→既に持っているGoogle、Twitter、Facebook、WeChatのいずれかのアカウントで可能

・売買に必要な仮想通貨の調達
→支払いの際に自動でMOONPAY(日本からは現在アクセス不可)のページに繋がり、登録したクレジットカードで決済できる。
購入された通貨はそのままSTARLYのウォレットに反映される。

Google、Twitter、Facebook、WeChatのアカウントを1つも持っていない人はほとんどいないでしょうし、クレジットカードを登録して何らかのサービスを購入するのもAmazonなどでやったことがあるはずです。

これだけハードルが低ければほとんどの方は気軽にNFTを触れるでしょう。

MOONPAY
約80種類の仮想通貨をクレジットカードやデビットカード などで購入できるサービス。
買う際にウォレットアドレスの入力を求められ、購入と送金が一度に終わる。
国によっては、銀行振込やApplepay、Googlepayも利用できる。
2021年の7月に日本のIPアドレスからはアクセス不能になり、残念ながら日本居住者は利用できなくなった。

FLOWエコシステムの中心になれる可能性がある

仮想通貨のチェーンは増え続けており、これから激しい競争が予想されます。

NFTマーケットプレイスにおいても、各チェーンを代表するものが台頭し、それ以外は淘汰されていくことでしょう。

DEXで例えるならイーサリアム=Uniswap、BSC (バイナンススマートチェーン)=Pancakeswapといった感じです。

NFTに特化したチェーンであるFLOWのエコシステムで「FLOWのNFTマーケットプレイスといえばSTARLY!となれば、もうプロジェクトとしてはほぼ成功が約束されたといっても過言ではありません。

あどまん
①新規の参入障壁が低く
②FLOW及びDapper labsと戦略的パートナーシップを結んでいて
③既にいち早くNFTマーケットプレイスとローンチパッドをリリースしている
STARLYがそうなる可能性は十分にあると見ています。

パートナー先のDapper labsは正真正銘のユニコーン企業

Dapper labsは先述のCryptoKitties(ユーザー数10万人超)以外にも、数多くのサービスをリリースしており高い評価を受けています。

特にNBA(アメリカのプロバスケットボールリーグ)のデジタルトレーディングカードNFT【NBA TopShot】はリリースから1年も経たずに約7億ドル(800億円弱)の売上を叩き出しました。

この成功を受けて、大きな提携が次々と決まっており、すでにアメフトリーグ【NFL】やスペインのサッカーリーグ【リーガ・エスパニョーラ】との提携が発表されています。

資金調達の額も桁違いで【ワーナー・ミュージックグループ】や【アンドリーセン・ホロウィッツ】などの世界的なVCからこれまで約7億ドルを集めています。

企業としての評価額も既に8,000億円を優に超えていて、仮想通貨関連企業という枠に入れて良いのかわからない規模です。

NFT関連企業としては間違いなくトップの位置にいます。

もちろん提携先が優れているから必ず成功するわけではありませんが、これだけの実績と資金を持つプロジェクトが後ろ盾にいるのはどうしたって期待してしまいますね。

あどまん
ちなみにスマホゲームで一世風靡したモンストの運営であるミクシィも先日Dapper labsとの提携を発表しました。

SpartanGroupを始めとした資金調達に大成功

【STARLY】はBETA版ローンチからまだ3ヶ月程度ですが評価が非常に高く、上記画像を見てわかるとおりのそうそうたる顔ぶれから612万ドルもの資金調達を受けています。

調達先にKucoin labsがあったので少し期待していましたが、案の定公式HPのロードマップに「トークンが2022年1月中にKucoin 上場」と記載されているのを見つけました。

ただMediumでは上場する数日前までどこに上場するかを明かさないように上場先からきつく言われていると発信しているので、もしかすると別の取引所に上場するのかも知れません。

どちらにせよ楽しみですね。

ネイティブトークン【$STARLY】について

STARLYのユースケース

STARLYトークンのステーキング量によって、シルバー・ゴールド・プラチナにランク分けされ、上に行くほどに様々な恩恵を得られます。

投票権などのガバナンストークンとしての役割はもちろん、新サービスリリース時に早期アクセスできたり、リファラルの還元率が良かったりと幅広い特典が用意されています。

あどまん
セールに一足早く参加できる特典が付くのがゴールドからなので、特典狙いでステーキングするならゴールド以上を狙っていきたいですね。

今後のスケジュール

トークンセールはOccamRazer・DAOMaker・FLOWのIDOプラットフォーム(どこかは未定)にていずれも2022年1月中に行われるとのことです。

販売枚数はトータルサプライの0.75%と少なく激戦が予想されます。

公式Mediumによると最初の取引所上場(おそらくKucoin)後すぐにERCとSolanaで利用可能になるとのことなので、上場先で購入した$STARLYを動かせない、という心配はありません。

これからのNFT市場を牽引していく存在

【STARLY】はまだ走りはじめのプロジェクトですし、現時点で既に多くの競合がいます。

ただ、本文中で説明したようにFLOWエコシステムの中核を成す可能性が十二分にありますし、そうなったときの伸びしろが非常に大きいプロジェクトです。

投資先としてはもちろん単純にオシャレでかっこいいNFTが多く並んでいて、マーケットプレイスとしても魅力的です。

NFTに興味はあったけど、まだ触っていないという人はぜひこの機会にいろいろいじってみてください。