こんにちは。あどまんです。
ビットコインを始め、仮想通貨バブルが再来し、国内でもようやく盛り上がってきたのではないでしょうか。
僕は2017年の元祖バブルを経験できていないため、2018~2019年の下落相場と比較することしかできませんが、年明け以降明らかにユーザーが増加したように思います。
これまではアンダーグラウンド的な存在だったUniswapやPancakeと呼ばれるDEXでのトレードにも多くの初心者が挑戦しているように感じます。
安価なGas代で取引ができるBinanceSmartChain(BSC)の誕生によりPancakeSwapをきっかけにDEXでのトレードに興味を持ったユーザーは多いのではないでしょうか。
また、明らかに日本人初心者を狙い撃ちしたようなプロジェクトが乱立し、それに飛び乗って資産を失ってる人も目立ちはじめました。
そんな今回は、僕がこれまでUniswapで血反吐を吐きながらなんとか生き延びてこれたコツや心がけたことだったり、そのへんを共有できればと思っています。
このバブルの時代に資産が減っている方はなにか歯車が噛み合っていない可能性が高いため、ぜひ、なにかきっかけを与えることができれば嬉しく思います。
目次
- ある日突然ユニスッワッパーに目覚めてしまった。
- Uniswapトレードをする際に意識した10のこと
- 活用しているツール
- 初心者が気軽に話せるコミュニティを用意しています
- さいごに
ある日突然ユニスッワッパーに目覚めてしまった。
まず、僕が何者かについて話そうと思います。
僕自身は、2018年に仮想通貨投資を始め、2018,2019年と特にガツガツトレードをすることもなく、なんとなくダラダラとこの界隈に入り浸っていました。
がっつりトレードはしてこなかったものの、要所要所でFXでレバレッジ取引を行い、その度にロスカットを食らっていたのでプラスどころか毎年損失を出しながら過ごしてきました。
(この界隈で知り合った方たちと仲良くなりすぎたので、投資関係なく友だちがここにいるからという理由でい続けました)
そして、運命が変わったのは2020年5月。
当時、BTCV(ビットコインボルト)という毎日数%ずつ上昇し、何ヶ月にも渡って毎日陽線をつけて上がり続ける不気味なトークンと出会い、何を思ったか買ってしまいました。
さすがに1日で17%も上がるとちょっと不安になってくるwどうやらCoinealでOTC取引が始まることがファンダっぽいな。後乗りだと思ったけど原資3倍くらいになった。$BTCV pic.twitter.com/GBRHBKgtFG
— あどまん@ユニスワソルジャー🦄 (@admen_vc_2) June 13, 2020
結局この謎の胡散臭いトークンを7月の初旬にほぼ天井で利確することができ(その後大暴落)、その資金を持ってBinanceFutureへ乗り込みました。
結果は、惨敗。圧倒的敗北ッツ!
人間は愚かな生き物で、過去に何度も何度もロスカットに遭ってきても「今回こそうまくいくはず!」という根拠なき自信が芽生え、いつものようにロスカットで死亡。
そこで僕はもう二度とFXでトレードをしないと誓いました。
Uniswapという魔界と出会う。
BTCVで増やした数百万円はものの数ヶ月で一文無しとなり、結局相場が盛り上がっても自分は乗れない人間なんだなと思ってた矢先、ひょんなことからUniswapと出会いました。
最初はDEXの仕組みも取引の方法さえもわからない中でポチポチやっていると次第に自分のオタク気質が目覚め、どっぷりハマっていきました。
8月,9月,10月と順番は忘れましたがKLP、CORE、NYAN、KP3Rなどで毎月連続で10倍銘柄を引き当て、資金も徐々に増えました。
とは言え、決して順風満帆な日々ではなく、2週間に1回は顔が青ざめるようなとんでもないラグプル(Poolにある資金を引っこ抜かれて無価値になること)に遭遇したり、クソファンダで大暴落したり、ガチャガチャしてGas代で資金がいつのまにかなくなったり、ORBSというヤベェやつで数百万円が1/20の価値になったりと大きな乱高下を繰り返しながらなんとかしぶとく相場にしがみつきました。
そんなこんなで資金も昨年5月に入金した原資から100倍以上増やすことができ、今では博打トレードではなく、比較的堅実なトレードを行いながら現在に至ります。(多分客観的に見たら全然堅実ではないw)
さすがに四六時中、DeFiマーケットと向き合い、成功と失敗を繰り返していくと、嫌でもUniswap銘柄の傾向を掴むことができますし、自分の得意不得意もわかってたので、今回は今までの経験から学んだことを文字に書き起こすことにしました。
Uniswapトレードをする際に意識した10のこと
ここではこれまでUniswap最前線(多分最前線)で戦ってきた際に意識したことや立ち回りについて共有したいと思います。
草コインは愛するものではない
まず前提として、強く意識していたことは「草コインは愛するものではない」ということです。
もちろん、特定のプロジェクトを気に入ってガチホすることで、何百倍も利益を出せることもあるため、必ずしもガチホ=悪というわけではないです。
ただ、僕は特定の通貨をガチホするよりは何百、何千もある通貨の中からリアルタイムで上がりそうなものに飛び乗りながら、2倍や3倍を繰り返し、微妙なときはETHやステーブルで待機させておいたほうが効率的だなと思っています。
なぜならどのトークンも無限に上がり続けることはなく、どこかで必ず調整タームが訪れます。
僕は百発百中で天井と底を狙い撃ちできるほど上手くはないですが、ある程度上がったタイミングで一度見切りをつけ、他の上がりそうな銘柄に乗り移っていくことで効率的に資金を増やすことができました。
もちろん、裏を返せばガチャガチャしてしまうことでもあるので、それによってGas代で資金をすり減らしてしまうと本末転倒ですが。。
2倍で原資分を利確、10倍で全利確
これは僕の師匠であるDr.K先生(@Drdebuneko)から頂いたアドバイスです。
まず2倍になって原資を抜いてしまえば、負けることはなくなり、利確分でまた新たな銘柄を買えます。
次から次へと魅力的なプロジェクトが生まれてくるため、一つの銘柄を追い続けるより、10倍になったら全利確して新たにGEM探しをしたほうが効率的だと感じました。
自分で定めたマイルールを機械的に行うことで、後悔をしないというメリットもあります。仮に、その後上がったとしてもルールの元動いただけに過ぎないので何も思う必要ありません。
アルトコインなんて無数にあるので、多少早期利確したところで引きずる必要はないですよ。
資産の配分は3割トレード用、7割ステーキングとか色々用
これはもう人それぞれご自由にどうぞって感じでしかないのですが、僕は短期トレード用の資金は全資産の内3割に留め、残りはステーキングやファーミングで固定させています。
例えばDODOやVesperにステーブルコインやWBTCをステーキングしておくのでもいいですし、RAYやPangolinといったAMMプロトコルのトークンをファーミングで掘り続けるでも良いと思います。
僕の場合は前提として、「トレードは決して上手くない。何かの拍子でガッツリ減らしてしまう恐れがある。特に値動きの激しい戦場で戦っているし。」と常に思い続けています。
そのため、全資産をトレードに使うのではなく、あくまでトレード用の資金を3割ほどと決めて、その範囲内でトレードをすることを心がけています。
そうすることで、自分のトレードによる損失を最大3割に抑制できるだけでなく、日々のメンタルも穏やかな気分になります。
プライベートや本業ありきの仮想通貨だと僕は思っているので、それらに支障がでることは自分にとって本意ではなかったため、このような立ち回り方が最もしっくりきています。
プライベートセールなどの先行投資で資金をロックさせる
これは上記の7割の一部になりますが、資金をロックするという意味でプライベートセールなどにも積極的に資金を投じています。
プライベートセールに参加することで数週間〜数ヶ月は資金をロックしている状態になり、ガチャガチャできなくなり無駄な消耗を防げます。
以前までの僕であれば、目先の利益に目が眩み、機会損失を恐れ、プライベートセールなどの期間が空いてしまうモノに資金を投じることを拒んでいました。
しかし、蓋を開けば拒んだプライベートセールの銘柄が上場後100倍、プライベートセールから上場までの間に僕は資産をゴリゴリ減らす、という苦い経験を味わって以降、目先の利益に目が眩むのではなく、長期スパンで利益を出せるようにシフトしました。
もちろん、プライベートセールは誰もが参加できるような話ではないため、参考にならない方もいらっしゃると思います。
ただ、プライベートセールに限らず、誰でも参加できるCoinListのCasperやMINAのプレセールに参加してみてはいかがでしょうか。
$Casper
3/23からCoinlistでCasperのプレセールが行われる。前回の $FLOW でCoinlist=期待できるのイメージがついたはずだから脳死で買われそう。
もちろんワイもツッパする予定⚡️参加にはKYCが必要だから事前に登録しておくことをお勧めします👇https://t.co/XOagx5hyMY pic.twitter.com/lDUuSfoXN2
— あどまん@ユニスワソルジャー🦄 (@admen_vc_2) March 18, 2021
CoinListだと半年~1年間のロック期間もありますし、ガチャガチャして資金を減らすことを防ぐ目的でも、このようなセールに積極的に参加するのも一つの立ち回り方であると思います。
いくら過熱感があっても苦手なものには手を出さない
正直僕はこれが一番重要なんじゃないか、と思ってます。
Uniswapは値動きが激しいため、勢いに乗った銘柄は簡単に数倍、数十倍上昇します。
そのため、熱気が凄い時はどうしても飛び乗りたくなります。だって、無限に上昇しそうですもん。
ただ、僕がこの数ヶ月で身に染みて感じたことは「苦手なものには手を出すべきではない」ということです。
僕を例に挙げさせてもらうと、高APYのファーミング銘柄が超絶苦手です。
APY3,121,000%みたいな高利率の銘柄の攻略法は
・高APYに釣られてイナゴが集まってきたタイミングで利確
・最後まで付き合う
の3つかなと思います。
ただ、僕の場合は
・上場後からファーミング開始前後で利確
→ファーミングが始まっても伸びると思い利確できずに持ってしまう。
・高APYに釣られてイナゴが集まってきたタイミングで利確
→まだイナゴが集まるだろ!とギリギリまで引っ張って落ちてしまう。
・最後まで付き合う
→握力がなさすぎるため難しい。
というか、最後まで付き合えるのほどの魅力を持ったプロジェクト自体が少ないのでリスキー
というような理由で立ち回り方を知っていても己の欲望に打ち勝つことができず、高APYファーミング銘柄はうまく行かないことが多いです。
さすがに負けることは少なくなりましたが、結局トントンか微増くらいで終わることが多く、時間だけ消耗してしまうので高APYファーミング銘柄は回避することを意識するようにしました。
周りで何倍、何十倍も利益を出している人がいる中で、ここでもマイルールを忠実に守り、参戦しませんでした。
苦手なものに手を出さないということは「得意なものに絞って戦う」ということでもあり、僕の場合はすでに上場タイミングから数日、数ヶ月経過し、底でウロウロしている銘柄を拾うのが得意です。
$LUA
数日前に仕込んだLUAが海外の煽りが強くなってきた。TOMOChainのDEXで $TOMO の開発陣も携わってるプロジェクト。時価総額まだ3Mで1,000位程度。これはとてつもなく期待できる。まさかのFTXに上場してるのでGas代考えるとFTXで取引するのがオススメ💪https://t.co/dNf2iXT1vB pic.twitter.com/vSMAzClHem
— あどまん@ユニスワソルジャー🦄 (@admen_vc_2) February 21, 2021
https://twitter.com/admen_vc_2/status/1366294836752486407?s=20
例えば、パッと思いついたのはこの2銘柄ですが、僕はこのような底でウロウロしてる銘柄を見つけて、数倍取って逃げるのが結構得意だったりします。
他にも得意な立ち回り方はあるのですが、要は「自分が苦手なものは無理に手を出す必要がなく、得意なものだけで戦っても十分利益はでる」ということがここで伝えたいポイントです。
Uniswapで戦う以上はGas代を気にするな
これも結構僕の中では重要視していることです。
Gas代を気にするくらいならUniswapは使わない方が吉です。
Gas代は現在50~100ドルかかってしまい、往復で考えると単純に倍ほどかかってしまいます。
たしかに一往復するだけで200ドルは本当に心の底からバカらしいクソ仕様だと思ってますが、僕は一切気にすることなく常に「Fast」一択でSwapしています。
なぜなら、Gas代をケチったことでその何倍もの機会損失を被る可能性があるし、トランザクションが詰まってなんかめんどくさいことになってストレス感じるのも嫌だからです。
Uniswapの天才トレーダーわたっち(@watacchikasou)もよく言ってました。
「Gas代を気にしたら負け」
本当にその通りだと思います。
もしGas代が気になって、Fastでトランザクションを行うことに躊躇ってしまうのであれば、PancakeSwapを主戦場にしたほうがいいかもしれません。
決して、Gas代をケチることを悪いと言ってるわけではなく、現状ERCのGas代が高いという事実がある以上、気にする人と気にしない人を比べたとき気にしてしまう人はその時点で不利であることは言うまでもありません。
ERCのGas代は非常に高いですが、それ以上に利益を出せるのがUniswapの素晴らしいところでもあるので、Gas代はいくらでも献上するつもりです。
Gas代節約のためにCEXもフル活用しよう
Gas代を気にするなとは言ったものの、無駄に消費する必要はないと思っています。
Uniswapに上場している有望銘柄はCEXにも上場していることが多く、そちらもフル活用すべきです。
僕がメインに使っている取引所は4つです。現状この4つだけで十分です。
オススメCEX一覧
BINANCE:言わずとしれた世界一の取引所。主要アルトコインはもちろんのこと時価総額の低い銘柄も数多く取り扱っている。
AscendEX(BitMax):いつの間にか名前が変わったAscendEX。かつてPUMPMAXと言われるほど、ここに上場する銘柄は爆上げするジンクスがある。個人的に使いやすい。
FTX:独自性のある銘柄やIEOなど話題に欠かせない取引所。
MXC:レバレッジトークンや、中華で話題になってる銘柄やUniswap銘柄をいち早く上場させることで有名。IEOが当選しやすい。
コインゲッコーで特定の通貨を検索すると上場している取引所も調べることができるので、Uniswapで買う前にまずはCEXに上場していないか確認することをオススメします。
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一つのウォレットに集約していると、もし何かGOXやトラブルが発生したときに取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。なので、DEX時代全盛期とはいえ、CEXにも資金を置いとくことはとても重要なことだなと僕は思います。
プレセールは極力マーケ費用がUSDTかETHで支払われているプロジェクトに絞る
これ、あまり意識されていないですが、個人的に結構重要だなと思うことなんですけど、マーケ費用がプロジェクトのトークンなのかUSDTやETHで支払われてるかは見極めるべきだと思っています。
日本は残念ながらあまり見向きされていないため、マーケティングを行っているアカウントは少ないですが、海外を見渡せばプレセールのプロモーションツイートをしているインフルエンサーが数多くいます。
彼らはフォロワー数に応じて、報酬が異なりますが、多い時であれば数百万単位、少なくても20万円相当の報酬を貰っています。
もしそれがプロジェクトのトークンだった場合、上場直後に売り圧を浴びてしまい、上がるものも上がらないです。
一方で、報酬がUSDTやETHだった場合は、売り厚が一切ないどころか本当に魅力的なプロジェクトだった場合はインフルエンサーは自分で購入する必要があります。
これは本当に雲泥の差です。
運営のウォレットやプロジェクトに関するツイートをしているアカウントのウォレットアドレスを特定し、Zerionでトークンを保有しているかどうか確認できるので、もしプレセールに参加する際はここまで詳細に調べてみるのもいいかもしれません。
資金を一気に増やしたい時は上場戦が一番手取り早い
上場戦というのはUniswapにListingした瞬間に買って数倍上がったタイミングで売り抜ける戦いのことです。
僕は資金が少なかった時や短期間で一気に増やしたいなと思った時は上場戦で増やすようにしています。
上場戦の攻略法はいくつかあると思っていて、
上場戦の攻略法
- 上がりそうなプレセールに参加して上場直後に売り抜ける
- プレセールなしのフェアローンチプロジェクトを上場直後に買う
- IDOに参加しまくる
- 最初の勢いだけで上がるmemeコイン(orスキャムコイン)に飛び乗る
- 流動性がロックされたプロジェクトのみ買う
僕の攻略法としてはこの4つがメインになるのかなと思っています。
事例と共に解説していければと思っています。
WORLD(プレセールに参加し、上場直後に売り抜け)
WORLDはプレセールで2,000ドル分購入し、上場後約6倍で利確した銘柄でした。
結果的に、底から3,000%も上昇したため、かなりの早期利確ではあったものの、これは最近の参加したプレセールでは大成功でした。
参加理由としてはDSD+RFIという既存のシステムを掛け合わせたオリジナリティのあるプロジェクトだったため、最初は過熱するだろうと思ったことが理由です。
早期利確した理由は、膨大なマーケティング費用を費やしていたこともあり、売り圧を懸念して売りました。
KP3R(プレセールなしのフェアローンチ)
KP3Rは上場前からYFIの生みの親であるAndre Cronje氏が上場を仄めかすようなツイートをしていたこともあり、数日前から待機していました。
当時はYFIもイケイケの状態でAndre氏が絡むものは上がるジンクスがあったため、狙い定めていました。
そして上場後即購入して、その後10倍まで上昇し、無事利確することができました。
CORE(特殊なプレセールがあったがほぼフェアローンチ)
COREは、上場戦で色々漁ってる中でたまたま見つけた銘柄でしたが、上場直後の300ドルあたりで購入後、にょきにょき伸びていき、10,000ドルあたりまで上昇。
僕は10倍の約3,000ドル付近で利確したため、めちゃくちゃ早期利確ではありましたが、これも思い出深い上場戦だったと思います。
HUSKY(最初の勢いだけで上がるmemeコイン)
このHuskyが結局中身があったのかどうかはわからないのですが、当時イーロンマスクがDOGEコインをおもちゃにして遊んでる時に「動物ブーム」が起こりました。
その中の一つにハスキーというコインがあったのですが、これを上場直後に捉え、何倍かにして逃げ切ることができました。
結果的に+4,000%も上昇していたらしいので、超絶早期利確でしたね。
仮にその後上がったとしても、中身のないただのmemeコインはほぼ間違いなく失速するので、後追いする必要は一切ありません。
このマイルールを忠実に守るだけで、このリスキーな上場戦で資金を守ることができます。
流動性がロックされたプロジェクトのみ買う
今も通用するのかは試してないので、わかりませんが流動性をロックしたプロジェクトは買われやすい傾向がありました(少なくとも以前までは)
流動性がロックされていない状態だと運営がいつでもPOOLされているETHとトークンを引っこ抜くことができ(=ラグプル)、無価値になってしまいます。
この世界で戦ってきた人は一度は目撃したことがあるのではないでしょうか。
逆に、ラグプルが発生しまくる世界だからこそ、「流動性のロック」という一見当たり前であるべきことが好ファンダとなって価格が上がる傾向があります。
そこで僕が参考にしてたアカウントとチャンネルを紹介したいと思います。
@UniLock (Uniswap Locked Liquidity Alerts)、Uniswap Locked Liquidityです。
TwitterアカウントとTelegramのチャンネルですが、どちらも通知オンにして、通知が届いた瞬間脳死で小額INするだけで勝てた時代がありました。
なので、今はこの戦い方を使う機会は少ないかもしれませんが、僕はこれでかなり増やすことができたので、念のために共有です。
注意点
必ずしもイージーな戦い方ではないということは念頭に入れた上で「小額」でチャレンジしてもらえればと思います。
低時価総額のスーパー魔界で戦う際はさらにルール化の徹底が必要
上記で挙げたルールとはまた別で、超低時価総額のやべぇ奴らを「スーパー魔界」と呼んでいます。
この定義は「中身が一切ないmemコインやクローンや日本人ターゲットのクソ国産プロジェクト」を指しており、これらで戦う場合はさらに細かな注意が必要です。
スーパー魔界で気をつけること
- イーサスキャンでホルダー数や上位ホルダーの情報を調べる
- 流動性がロックされているかどうかを確認する
- サイトの有無、テレグラムは一方通行でないか確認する
- 値動きが激しかったり、ラグプルの可能性もあるので少額でのチャレンジを意識
- ERCはGas代が高いので、魔界はBSCで
- 2倍で原資を抜くのは前提、あまり引っ張りすぎないように
- クローンが3つ4つと乱立しはじめたらそいつらは死ぬ
- ん?と思ったらだいたい死ぬ
この際に一つ一つ解説していこうと思います。長くて申し訳ないです。
ETHSCANやBSCSCANでホルダー数や上位ホルダーの情報を調べる
超絶スーパー魔界で戦う際には必須です。
ethascanやBscScanにトークンのコントラクトアドレスを入力すると、ホルダー数や上位ホルダーの保有割合が確認することができます。
明らかに運営の保有数が常軌を逸脱していたり、大口が売ったら間違いなくチャートがぶっ壊れるようなプロジェクトは怪しいので回避が吉です。
流動性がロックされているかどうかを確認する
先ほども伝えた流動性がロックされてるかどうかに関しては、このスーパー魔界にも必要不可欠な確認事項です。
特に低時価総額の上場戦だけ盛り上がればそれで良し、と言わんばかりに作成されたようなプロジェクトはまさに運営が資金を引っこ抜いて逃げる気満々なので、流動性がロックされていない危険なプロジェクトは極力スルーした方が吉です。
一度も遭ってない人は誰しもそう思います。ただ、このスーパー魔界で脳死で参加していると必ずどこかのタイミングでこのクソイベントに遭遇するため、気をつけてください。
サイトの有無、テレグラムは一方通行でないか確認する
とりあえずトークンを発行し、テレグラムで取り急ぎチャンネルを作り、サイトは準備中。みたいなプロジェクトが魔界には多いです。
そのようなトークンははっきり言って上がる要素が何一つなく、初動の過熱がなくなると即死亡です。
「In Progreess」という煽り文句でサイトのオープンがファンダとなるケースもありますが、準備して当然のものをファンダにしようと仕立てるプロジェクトがまともなはずがありません。
買っても、すぐに売る準備に入りましょう。
寿命は15分〜1日です。
値動きが激しかったり、ラグプルの可能性もあるので少額でのチャレンジを意識
魔界銘柄は非常に値動きが激しいです。
最近話題になったNFTPという銘柄は30倍?50倍?ほど上昇して、そこから一気に下落してほぼ無価値になりました。
このような魔界銘柄は、原資が100ドルだとしても、初動で買うことができれば10,000ドルにできる可能性もあるので、リスクヘッジで少額でのチャレンジを心がけるようにしましょう。100ドルで参加すれば例えラグプルを食らっても、損失はたったの100ドルです。
ただ、そういうときに限って大暴落に巻き込まれます。不思議なことですが、そういうもんなんですよね。人生ってやつぁ。
ERCはGas代が高いので、魔界はBSCで
上記の、「魔界は少額でチャレンジ」と繋がる話でもありますが、ERC(Uniswap)だとGas代が非常に高いです。
100ドルや200ドルの少額で取引する場合でも、Gas代が50~100ドルほどかかってしまうのでその時点で大損です。
そのことは恐らくスキャムプロジェクト側も理解しているのか、最近ではERCでラグプル銘柄は見かけなくなり、もっぱらBSC(PancakeSwap)でそのようなプロジェクトが乱立しています。
なので、Uniswapではなく、PancakeSwapでGas代を抑えながら戦うのが今の相場では良いのではないでしょうか。
なので、もし魔界銘柄で戦う場合はPancakeSwapを利用しましょう。
2倍で原資を抜くのは当たり前、その後もあまり引っ張りすぎないように
これは魔界銘柄に限らず全て共通で意識しておきたいことですが、2倍になったら原資は抜いておきましょう。
それだけで気持ちの持ちようは全く変わってきます。
原資を抜きさえすればそれだけで負けることはなくなるので、機械的に「2倍になったら原資を抜く」というアクションを行うように強く意識しておいたほうが良いかなと個人的に思います。
また、魔界銘柄は基本的にイナゴがどれだけ飛び乗ってくるかの過熱感でしか上がる要素がないため、引っ張りすぎないことも意識しておきましょう。
どんどん上がっていくチャートを見るとつい「まだまだ上がる!100倍だ!!」なんて夢見がちです。
しかし、その魔界銘柄には上がる材料なんてなく、先行者利益がないとイナゴ様が判断した瞬間暴落不可避なので、ほどほどに利確するようにしましょう。
クローンが3つ4つと乱立しはじめたらそいつらは死ぬ
これは身を以て痛感したことですが、クローンが乱立するとそれだけ資産が分散されてしまうため、死ぬ可能性が非常に高くなります。
例えばYFIのクローンだけでもYFII、YFV、YFTE、YFSI、YFBETA、YFUEL、YFRB、YFFC、YFET、YFIII、YFI3、YFIS、YFMB、YFED、YFIX...
RFIのクローンを見ると、RFII、RFIII、RFCTR、RFX、RFR...のようにひたすらクローンが発生します。
体感ベースで申し訳ないですが、クローンはせいぜい二番煎じまでが強く、3つ目以降は初動こそ伸びるもののすぐに落ちていくケースが多く、タチの悪いものに関しては、プレセールで資金を集めてそのままTelegramを消して逃げるようなはなっから詐欺目的で「YFIやRFI」の知名度を利用したスキャムプロジェクトが乱立します。
そのため、クローンに飛び乗るのは2つか3つ目までに抑え、それ以降はスルーすることで資金を無駄に減らさずに済む確率が高くなります。
まぁでも、ほぼ9割はただのクローンに過ぎないので完全スルーでも支障はなさそうです。
ん?と思ったらだいたい死ぬ
これ言語化するのが難しいので、いつか同じ体験をした人は「あぁ、あのとき言ってたのはこのことか」と思い出してくださいw
魔界銘柄は最初はにょきにょき上がるのですが、過熱が弱ってきたタイミングで「ん?」と思う瞬間が来ます。
この「ん?」が利確タイミングだったりもします。感覚の問題ですが、僕はこの「ん?」という感覚を意識していました。
触れないことに越したことはない
Twitterなどで◯◯倍にできた!みたいな報告がされる真裏には屍が山積みになっています。増えれば増えるほど、ついつい投資額も増えていき、最終的にRugPullを食らって一文無し、みたいな人も表で発言していないだけで無数にいると思います。間違いなくいます。
なので、できることならこのような危険な戦い方を避けつつ、資金を増やしていくことをオススメします(まぁでも、クソに特攻する気持ちはわかりますw)
活用しているツール
ここからは普段僕がUniswap or PancakeSwapでトレードする際に重宝しているツールやサービスを紹介します。
SafePal
SafePalはウォレットアプリです。
今まではメタマスク一択でしたが、今ではSafePalをメインに利用するようになりました。
BSCへの移行が簡単なことや、BINANCEの銘柄もウォレット内で取引をすることができたり、多様な利用用途があって非常に便利です。
例えばLPOOLとかの注目プロジェクトもSafePalでは接続できないからメタマスクでやってるミンミン
詳しくはこちらでも紹介しているため、読んでもらえると嬉しいです。
MetaMask(メタマスク)
これはもうマスト中のマストですね。
UniswapやPancakeでトレードをする場合は、メタマスクは必須です。
ERCやBSCだけでなく最近流行っているAVAXやPolygon Network、HuobiECOChain(HECO)などほぼ全てに対応しているウォレットアプリです。
例えば上記で紹介したSafePalはまだpolygonやHECOには対応しておらず、できることがまだ限定的という状況なので、そういうときはメタマスクが必須となります。
メタマスクはPCだとブラウザの拡張機能になりますが、スマホではアプリで使えるため、ぜひインストールしておきましょう。
DEXTOOLS
Uniswapのチャートを確認できるツールと言えば「Dextool」ですね。
チャートが確認できるだけでなく、各銘柄の取引履歴やリアルタイムでのUniswapのHOT銘柄も順位で見ることができるので、今どの銘柄が過熱しているか確認するのに便利です。
Uniswapで戦うにあたりこのDextoolはマストアイテムと言っても過言ではございません。
あと、dextoolと提携(プロモーション)している銘柄はプレセール後上がりやすいジンクスもあったりするので、ぜひ参考にしてみてください。
Zerion
Zerionはウォレットのポートフォリオを管理するのに重宝します。
自分の資産確認はZerionで行っているため、MetamaskやSafepalでわざわざトークンを追加したりしなくなりました(反映されなくてもウォレットには入ってるので)
また、このZerionの真骨頂は他人のウォレットも管理することができることです。
このように他人のウォレットを登録することで、上手な人や大口のポートフォリオを参考にすることもできます。
とは言え、上手い人のウォレットを全て見ることができるのはとても参考になります。
ちなみに、僕も見られているので、クソ恥ずかしいですw
特定されたくない人は定期的にウォレットを変えることをオススメします。
Zapper
Zapperは資産、流動性プール、ステーキング、イールドファーミングなどの活動を一元管理するためのダッシュボードです。
Zerionはステーキングやファーミングしてる銘柄まで管理することができませんが、このZapperは細部まで管理することができるので、非常に便利です。
ERCだけではなく、BSCにも対応しているため、かなり網羅しているように思います。
また、Zapperはアプリがなく、ブラウザのみになります。
が、Safariから「ホーム画面に追加」を押すと、アプリと変わらない仕様で利用することができるのでおすすめです。
アプリがないものの、iPhoneだとアプリ同等と同じように使えるのでありがたいです。
BSC.TOOLS
BSC.TOOLはBSC版のDextoolのようなサービスです。
今まではBSCの銘柄のチャートが見れなくて困っていたのですが、このBSC.TOOLのリリースによってかなりBSC銘柄が触りやすくなりました。
こちらもBSCで取引をする場合はマストアイテムです。
TwitterやTelegramなどのSNSツール
言うまでもTwitterやTelegramはマストアイテムです。
僕はまずTwitterで受動的に情報収集を行い、そこから興味を持ったプロジェクトが見つかればTelegramでより細かい情報を探りにいく感じです。
Twitterは面で、Telegramは点で情報収集を行うイメージなので、どちらもうまく使いこなして第一次情報を取得できるようになりましょう!
Huobiなどの中国関連だとWechatとか必要になるのかなと思うのですが、僕はこの2つで十分戦えているので、どう使いこなすかが重要なのかなと思います。
CoinGecko(コインゲッコー)
仮想通貨の価格や時価総額ランキングを紹介しているサイトは複数ありますが、僕はコインゲッコーをメインに参照しています。
CMCよりもトークンの反映が早かったり、情報の精度も高かったりもするため、コインゲッコーがおすすめです。
アプリもありますし、お気に入りトークンを登録することで自分用のポートフォロリオを作成して管理することができます。
Cancel Ethereum Transactions
Cancel Ethereum Transactionsはトランザクションが詰まったときにボタンを押すだけでリセットしてくれるツールです。
基本的に僕は「Fast」一択なので滅多にトランザクションが詰まることはありませんが、それでもたまーーに詰まってにっちもさっちも行かないときがあります。
そのときはこれでポチッてするだけで解消してくれるのでありがたいです。
初心者が気軽に話せるコミュニティを用意しています
僕もUniswapでトレードをはじめた時わからないことだらけでした。
当時は専用のコミュニティもあまりなく、仲の良い人に個別でDMを送って色々質問をしながらやってきました。
そのような経験があるからこそ、初心者がなんでも聞けるコミュニティを作っておきたいと思いオープンチャットを作りました。
あと、僕は仮想通貨投資は孤独でやるものではないと思ってます。この界隈にここまで生き残れたのは、投資に限らずしょうもない話もできる仲間がいたからです。なので、このオプチャが誰かにとっての居場所になれるなら嬉しい限りです。特に荒れることもなく、楽しくほどほどに盛り上がってるのでぜひご参加頂けると嬉しいです。
- Uniswap銘柄など全般について:Uniswap関連部屋
- NFTについて興味のある人 :NFT専用部屋
- Polkadotについて興味のある人:PolkaLabs.JP
さいごに
僕がUniswapでのアルトトレードを行う際に、意識していることや普段使ってるツールなどの紹介をしてきました。
普段からこの戦場に慣れてる人にとってはごく当然の内容が網羅されているに過ぎないですが、初心者が増えたこともあり、何も知らない状態で乗り込んでいる人が多いように感じたので今回、この記事を書くに至りました。
僕自身まだまだ未熟で、毎日後悔の連続ですが、着実に資産が増えているので、日々学びながら少しは成長できているのかなぁと思っています。
なので、自分がこれまでに経験から得た知見が誰かの役に立てると嬉しいです。
くれぐれも夢中になりすぎて、彼女や嫁さんをほったらかしにしたり、本業を疎かにしないようにお願いしますね。
それでは。