2020年夏頃始まったDefiブームですが2021年に入り、さらに盛り上がりをみせています。
UniswapやPancakeswapなどのプラットフォーム・BSCやPolygon、Solanaなどの新しいチェーンも次々に誕生しています。
ユニスワソルジャーを自称する僕としてはとても嬉しいのですが、ここまで増えてくると正直資産管理が大変です。
Metamaskウォレットの資産を確認するだけでもチェーンごとに切り替えなければならなかったり手間がかかります。
仮想通貨に入り浸ってから現実世界の友人と話が合わなくなって辛い。
CompoundにETH担保して借りたDAIをzapper通してSushiに流動性提供するとスワップ手数料とイールドファーミング同時に受け取れて開始直後だと買い圧もあるから3重にお得とか言っても理解されない。
— にょんにょん (@nyon_nyon_corp) March 29, 2021
ひと目でわかるようになっていれば管理にあたってミスもストレスも減るのでとても便利です。
目次
Zapperとは?
ZapperはDefiZapとDeFiSnapによって2020年5月から提供されている資産管理ツールです。
Defiブームの波にうまく乗りユーザーを増やし続け、2020年11月にはベンチャーキャピタルから150万ドルの調達を成功させています。
数十種類のウォレット・プラットフォームに対応しており、Defiユーザーに特化したサービスです。
ウォレットに接続するだけでチェーンごとの資産総額・プール・ステーキング・ファーミングの状況を一括で確認・管理できます。
Zapperの特徴
情報の網羅性が高いダッシュボード
これがZapperの最大の特徴です。
わかりやすいように少額テスト用のアカウントの画像をそのまま貼ります。
いかがでしょうか。今どこに何がどれだけあるのか、パッと見でわかるようになってますよね。
さらにそれぞれの項目をワンクリックすると、より詳細な情報が確認できます。
類似ツールのZerionはステーキングしている資金までは反映されないので、zapperはよりDefiでの資金管理ができるので助かります。
複雑になると、どうしても見落としが増えて知らぬ間に大きなリスクを背負っている。。。なんてこともザラです。
一括で見れるからなんやねん!と思う方もいるかもしれませんが
こうした状況を避けるにはとても大事なことなんです。
プールやファーミングが簡単にできる
ZapperはUniswap・Curve・Pancakswap・Sushiswapなど幅広く30種類以上のプラットフォームに対応しており、アクセスせずともZapper上で好みのペアを選ぶだけで完了するので便利です。
例えばCAKE/BNBをプールしたいなーとなった場合
画面上の「Pool」からお望みのペアを探して「Invest」をクリックして、
From側の数量を入力して「Confirm」をクリックする。これだけで完了です!!!
CAKEの購入などは事前にしなくともこの操作の裏で自動で行ってくれます。
Defiのとっつきづらさを解消してくれていてすばらしいです。
どちらも対応していく予定とのことなので期待しましょう。
Zapperの注意点
スマホアプリがない
残念ながらZapperはブラウザ版しかリリースがありません。
しかし
スマホで見てもUIはとても良いので個人的には特に不満はありません。
Zapperをホーム画面に追加する方法
ブラウザアプリ「Safari」の機能を使います。
まずSafariでZapperを検索し、アクセスしましょう。
そして、赤枠で囲っているボタンをタップしてください。
「ホーム画面に追加」をクリックしてください。
アイコン名を記載して「ホーム画面に追加」をクリックすると完了です。
こんな感じでホーム画面に追加されます。
アプリと同じ挙動で操作できるので非常に便利です。今では毎日起動するくらいお気に入りのアプリです。
また、公式ブログによると2021年中にスマホアプリをリリースする予定なので気長に待ちましょう。
Zapperのまとめ
まとめ
こうした便利なツールが普及していけば、Defiのとっつきにくさも緩和されてDefiの人口がさらに増えてくれそうで楽しみです。
俯瞰して見れることのメリットは想像以上に大きいものなので、ぜひ一度使ってみてください。