Fantomの設定方法!入金からスワップやファーミングするまで徹底解説

空前のDefiブームが続いています。

それに伴い表面化していく高すぎるETHのガス代問題。

僕は既に500万円以上GAS代だけに使っています。。。。

これだけ高いとユーザーだけでなく事業者側にも影響が大きいため今はBinanceSmartChainやPolygon(旧Matic Network)などイーサリアム以外のチェーンに移行・対応するサービスが増えてきています。

こうした背景の中で僕が次に流行ると思っているのがFantomです。


ファーミングが高APYなのに加えてとにかく手数料が安いので次の魔界としてのポテンシャルを強く感じています。

今回はそのFantom Operaの始め方、メインAMMであるSpritSwapで実際にファーミングするまでを解説します。

Fantomとは?

FTMがATH射程圏】Fantom(ファントム)の人気が高まり、$FTMの価値が史上最高値に近づく-coin X

Famtom OperaはBINANCESmartChain(BSC)などと同じくDefiのためのプラットフォームです。

特徴としては手数料の安さと処理速度の速さがまっさきに挙げられます。

イーサリアムはおろか、BinanceSmartChainと比較しても圧倒的なほどです。

Fantom(亡霊)という名前からかメインAMMはSpiritSwapというDEXです。
魔界の住人たちからはおばけという愛称で親しまれています。

あどまん
Defiは通貨名と使用するNetworkやAMMなどの情報がぐちゃぐちゃになりがちです。
非常にややこしいのでここでしっかり整理しましょう。
・FantomOpera→チェーンの名前。BinanceSmartChainやPolygonNetworkのようなFantom独自のチェーン。
・FTM→Fantomにおけるネイティブトークン。BinanceSmartChainでいうBNBに当たる。
・SpiritSwap→Fantomで使われているDEX(分散型取引所)。BinanceSmartChainでいうSushiSwapやPancakeSwapに当たる。
・Spirit→SpiritSwapにおけるガバナンストークン。PancakeSwapでいうCAKEに当たる。
FantomOperaの主なDApps
・SpritSwap:メインAMM 高APYのファーミングが多く魔界として人気が出そう
SushiSwap:BSCだけでなくFantomにも対応しています。
SpookySwap:化け猫なんて呼ばれているDEX
ftmscan:ethscanのfantom版
・Zoocoin:手広く様々なサービスを展開している
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Fantomの始め方

Fantomの始め方はAvalancheNetworkと比較するとだいぶ簡単です。

やり方は大きくわけて
①Binanceから直接FTMチェーンで送る方法と
②マルチチェーンでFTM(ERC)→FTM(FTM)に変換する方法があります。

あどまん

①は簡単で手数料も抑えられるのでそっちのほうが絶対に良いです。

ただBinanceはサイドチェーンでの出金がやたら停止される傾向にあるため、その場合は苦肉の策で②を使うしかないって感じですね。。。

どちらの場合であってもFantomOperamをメタマスクに入れる必要があるのでそれを先に解説します。

まず「Chainlist」にアクセスします。

右上の「Connect Wallet」からMetamaskと接続してください。

 

接続されていることを確認したら、左上の検索ボックスにて「FTM」と検索すると「Fantom Opera」が表示されます。

そこから「Add To Metamask」をクリックしてください。

Metamaskが立ち上がり確認が求められますので承認して次に進んでください。

MetamaskにてFantom Operaが選択できるようになっていれば完了です。

①Binanceから直接FTMチェーンで送る

基軸通貨であるFTMをBinanceにて購入するか、他のWalletからBinanceWalletに送ってください。

現状FantomチェーンでFTMを出金できるのはBinanceのみのためです。

最低出金金額が1FTMですので1FTM以上は用意してください。

あどまん
人気が過熱したNetworkのネイティブトークンは、パンクを防ぐためかメンテナンスによって取引所から一時的に出金できなくなることが多いです。
実際に最近だとBinanceにてFantomの出金が数日止められていました。
あまり煽ることを言いたくないのですが流行ってから入金しようとしても手遅れになる可能性が高いことは覚えておいて損はないです。

仮に間に合うとしても焦ると送金ミスにつながりますので使い方だけでも実際に触って把握しておくことを勧めます。

Metamaskにて残高が反映されていれば完了です。初回は必ず少額でテストするようにしましょう。

②multichainでFTM(ERC)→FTM(FTM)に変換する

このやり方は変換の手間がかかる上に最低280FTMが必要ですのでBinanceからの出金が可能な場合は迷わずそちらの手段を取ってください。

まずFTMを用意してイーサリアムチェーンでMetamaskに送金してください。
イーサリアムチェーンを使うため送金手数料も数千円ほどかかります。

Metamaskに残高が反映されたらMultichainにアクセスします。

右上の「CONNECT WALLET」からMetamaskに接続してください。

チェーンがイーサリアムになっていることを確認し、銘柄(FTM)・数量(最低200FTMから)を入力して問題がなければ「TRANSFER」をクリックしてください。

Metamaskが立ち上がり確認をもとめられるので承認して進んでください。

Metamaskに無事残高が反映されれば完了です。

あどまん
最低取引数量が200FTMで手数料が80FTMからなので一回変換するのに280FTMが必要です。
テストで行う場合はちょっと額大きいですよね。
あくまでいざという時の手段として覚えておいてください。

Fantomの使い方①〜SPIRITでスワップ〜

MetamaskにFTM(FTM)が用意できたので次は実際にメインAMMであるSpiritSwapでスワップしてみます。

まずはMetamaskの接続してください。先程のMultiChainと同じやり方なので割愛します。

接続が完了したら左の「Trade」をクリックし、上のタブで「Swap」を選択します。

スワップ元のスワップ先の銘柄と数量を入力します。

内容に間違いがなければ「Swap」をクリックしてください。

 

スワップ内容の詳細が出てきます。念の為もう一度確認してから「Confirm Swap」をクリックしてください。

Metamask側でも確認を求められますので承認してください。

スワップが完了しました。「Close」すると残高が反映されているのがわかります

Fantomの使い方②〜SPIRITで流動性提供〜

次は流動性マイニングを行ってみましょう。

あどまん
流動性マイニングを行うには
①流動性提供してLPトークンを受け取る
②LPトークンをDepositする
必要があります。

①流動性提供してLPトークンを受け取る

 

左の「Trade」をクリックし上のタブで「Swap」を選択し「Add Liquidity」をクリックします。

 

ペアにする銘柄と数量を決定します。

内容に間違いがなければ「Supply」をクリックします。

詳細が出てきます。念の為もう一度確認してから「Confirm Swap」をクリックしてください。

Metamask側でも確認を求められますので承認してください。

「Close」すると残高が反映され、画面下の「LP TOKENS IN YOUR WALLET」流動性提供の状況が表示されています。

これで流動性提供は完了です。

②LPトークンをDepositする

左の「Farming」をクリックし、ファーミングするペアの「Deposit」をクリックしてください。

Depositする量を入力し、「Confirm」をクリックします。

それぞれでMetamaskが立ち上がり署名や確認を求められます。

 

SPIRIT-FTM LP STAKEDに預けたLPトークンが反映されてたら完了です。

これで流動性マイニングが始まりました。

あとは放置するだけで時間経過とともにSPIRITがもらえます。

あどまん
他のDefiを触ったことがあるかたなら何も難しいことはない流れだと思います。
ただ微妙にUIが違うのでまずは少額で慣れてから使いはじめることのがおすすめです。

Fantomまとめ

まとめ
・Defiの新たなプラットフォーム
・手数料の安さ、ARYの高さなどから次に流行る魔界として期待できる
・Binanceから直接送金して始められるのでAvalancheと比較すると簡単
・資産管理やチャート確認はZoocoinが便利
先日紹介したAvalancheと同じくFantomもまだまだ人が入ってきていないので
これから流行っていく可能性を感じています。
UIも他のDefiと近く使いやすいものになっている上、手数料も非常に安いのでぜひ気軽に試してみてください。
手札は大いに越したことはないです。では。