先日Polycat Financeにて、初のIFO(Augury Finance)が実施されました。
初回IFOということもあり盛大にグダってしまったものの、このAugury Finance(OMEN)というプロジェクト自体は非常に面白そうだったので、この度記事にすることにしました。
Augury Finance(OMEN)はDEXアリゲーターとしての役割や、IDOプラットフォームとしての機能面も備えるなど、今流行っているPolygonでのプロジェクトとしてかなり期待できそうです。
目次
Augury Finance(OMEN)とは?
ティッカー/通貨名 | $OMEN/Augury Finance |
---|---|
対応チェーン | Polygon |
上場先 | QuickSwap,AugurySwap |
時価総額 | $2,010,000(21/6/14時点) |
公式サイト | https://augury.finance/swap/ |
各種サイト | medium Telegram discord |
AuguryFinanceはPolycat Financeで行われた初のIDO銘柄で、分散型取引所(DEX)に加え、様々な機能を兼ね備えています。
そこのネイティブトークンとして$OMENがあり、OMENはYieldFarmingやIDOの参加権利として等、ホルダーに価値をもたらすように構成されています。
今回はこのAuguryFinanceの特徴をご紹介していきます。
DEXアリゲーターとしての機能を持つ
AuguryFinanceはDEXアリゲーターとしての機能を備えています。
つまり、QuickSwap、SushiSwa、Dfyn等のPolygon上のDEXで一番良いレートの組み合わせでSwapすることができます。
YieldFarmingが出来る
まだ詳細がでてないので詳しい利率等は不明ですが、最初は高APYでOMENが掘れるのではないかと予想しています。
fa-checkOMEN-USDC
fa-checkOMEN-MATIC
などでファーミングが可能で、開始直後は価格高騰も期待できるため、運営からのアナウンスは逃さずに見ておきましょう。
高利率のファーミング銘柄はザクザクと掘れる一方で、リスクも非常に高いため、いわゆる魔界での立ち回り方についてはこちらの記事を参考にしておいてください。
Augury Cauldron(ローンチパッド?)がある
Augury Cauldronでは、恐らくLaunchPadのことかなと思います。
恐らくDAI(今後はOMEN?)を提供することで、上場前にトークンを貰うことができるようになるはずです。
$OMENの保有がIDOの参加条件になることはほぼ間違いないので、IDOプロジェクトが優れたものであると買い圧力を生む可能性が高いですね。
先日上場したPolystarterはセール価格から約100倍まで上昇したため、Polygon上のLaunchPadプロジェクトには期待ができそうですね。
僕はあまりIDOに参加しませんが、IDOのプラットフォーム銘柄は価格高騰を期待して良く買っていました。
OMENをステーキングすると配当がもらえる
OMENをステーキングすると毎週USDCで配当が貰えます。
OMENのステーキング報酬内訳
fa-check-square-o60%のうち40%がUSDCでホルダーに分配される
fa-check-square-o残り20%はプラットフォーム外で行われる追加投資(例えば、curveなどのプロトコルや他のStable-LPペアを通じた低リスクの安定したコイン投資に再投資する予定)※これによるリターンは、毎週の配当金に再び追加。
OMENをステーキングして配当としてOMENが配布されると売り圧になりかねないですが、配当がUSDCというのは非常にありがたいです。
これはOMENの売り圧を抑制するだけでなく、ステーブルコイン且つ信用されているトークンが報酬として配布される仕組みもまた上昇材料としては良さそうです。
Airmail (Yields Airdrops)というイベントがある
OMENとはまた別で「Augury Airmail」というトークンを、ローンチから約30日後にリリース予定とのことです。
これはOMENホルダー且つステーキングしていれば貰うことができるとのことなので、これもまた買い圧を生みそうですね。
Augury Predictionsもローンチ予定
AuguryFinanceにはPredictionsという機能も備わっています。
Pancakeにもある機能で、指定のトークンの価格が高くなるか(UP)低くなるか(DOWN)を予測(predict)するバイナリーオプションと呼ばれるものです。
トークンの価格予測が当たれば、報酬を貰うことができ、外すと掛け金を没収される仕組みです。
PancakeではBNB/USDTでしたが、AuguryFinanceではMatic/USDCになるんですかね。いずれにせよ楽しみです。
PolyCatのIFOでミスが発生し、発行枚数が10倍増えた
1/【 $OMEN 】問題のまとめ
①IFOが終わったタイミングでClaimできるOMENが10倍表記に。
②Claimできる人とできない人が発生
③配布量が3USDCのはずが実はPGのチェックが漏れて0.3USDCで配布。
④OMENがClaimであっという間に枯渇。
⑤取得できた人とできない人発生。
続く— けんじぃ@侍組 仮想通貨運用中(メインは魔界w) (@kenji_Mt) June 11, 2021
PolyCatで実施されたIFOでトラブルが発生し、本来の1/10の価格で配布されてしまったようです。
そのことを受け、新たにOMENトークンを発行するとかなんとか議論されていましたが、結局発行枚数を10倍増やすことで事なきを得たようです。
そのため、総発行枚数は最大総供給量:77,777,777OMEN→777,777,770 OMENになったのでご注意ください。
OMENの購入方法
Augury Finance($OMEN)はPolygonに対応しているので、購入する流れは以下のような感じかと思います。
fa-check-circleメタマスクでPolygon Networkを設定
fa-check-circleAscendEX等Polygon対応取引所から$MATICを送金
fa-check-circleQuickSwap(orAugury Finance)で購入
また、MetamaskにPolygonを設定する方法については以下の記事でご紹介しているため、まだ設定できてない方はこちらを参考にしてみてください。
おわりに
かなり簡潔に解説しましたが、AuguryFinanceはPolygon上のアリゲーターDEXとして期待できそうです。
少なくとも表面上の文字だけを切り取ってみると価格高騰するような材料が満載だったりもするため、上場から初回IDOやファーミング開始までは期待できるのではないでしょうか。
また、今回IFOを実施したPolyCatも個人的にとても大好きなプロジェクトで、IRON-USDCのステーブルペアはこのPolyCatのVaultsで運用しています。
Polygonは調べれば調べるほど面白いプロジェクトがありますし、どのプロジェクトもどこかクールでスマートな雰囲気を出していて、やってくれるんじゃないかと思わせてくれる気がします。
このような油断がRugに遭遇してしまうのですがw
あ、そうそう。Polygon魔界と言えば魔るしあん(@lucianlampdefi)さんがめちゃくちゃ早く有益な情報を流してくれるのでオススメです。
このAugury Financeも魔るしあんさんから教えてもらいました。一体どこから見つけてくるんですかね。赤く光ってる目から自分達には見えない世界が見えているのかもしれません。ええ、凄いです。
それでは、良き魔界ライフを。